「奇妙 短編」を含む小説

あるコンプレックスを持つ学生である神代周はある日、人格を持ち自らを殺人者だと称する奇妙なAIと出会う。周はそのAIと交流していく中で、ひとつの決意を芽生えさせてゆくが……。

公園で暇を持て余していた青年。空から降ってきた竹輪を見つけ，そこから奇妙な出来事に引き込まれる。

大学二年生の綾田は忘年会の帰り道に美しい女性吸血鬼を拾った。そこから始まる奇妙な同居生活。大学での交友関係も上々。生活も満ち足りているはず。しかしこの落ち着かない気持ちは何だろう…

あれはいつ頃の話だったか。 そうだ。あの日は確か、俺が高校二年の時、2020年の夏くらいの話だったと思う。 あの日も俺と彼女は、ただひたすらにくだらない話をしていた。 でも彼女か…

友人・ビルが経営するバーにやってきたジョンは、ゆうべ自分の身に起きた奇妙な出来事を語りだす。 優雅なカルメンとともに明かされるジョンの不可解なタイム・スリップが物語る、救い難い真…

舞台は近未来―― 木嶋隼人氏の奇妙な二週間についての物語。

――現代の錬金術師になってみませんか？ 求人サイトにあった、小さな町工場から想像できない奇天烈極まりないキャッチコピー。 バイト生活をしていた俺は、それを見て興味本位で応募してし…

嫌いなものが溢れているこの世界。僕は寂れたビルの屋上で、三角パックのイチゴ牛乳を手に、この先どうするかを考える。そこでレモンサワーの缶を持った奇妙なお姉さんに出会った。 香鳴裕…

「スカーは黙り込み、奇妙な間ができた（略）そんな反応は初めてだった。何かを言いたくないような、そう、言いよどんでいるように見える……言いよどむ？　そんなことが、アンドロイドにあり…

　かつて、ヨーロッパで起きた実際の事件に取材し、日本の寒村を舞台にヴァンパイア（吸血鬼）を〝蘇った死体〟に置き換え、妄想に取りつかれた人間の狂気を描く短編サイコホラー作品。 ※…

ちょっと長めのエノキダケ、手に取った人は「ちょっと～？」と３割の人しか買いません。 ここに同様、「ちょっとこれ何？」の奇妙で長めの短編物語を集めました。 ３割人気のエノキダケ、そ…

いつものように仕事を終えて終電間際の電車に座る男性。 田舎の路線は乗客の姿もまばらだ。 仕事に疲れ、人間に疲れ、世間に疲れ——。 社会との繋がりを緩く切ってくれるそこは、男性…

Twitterの「お題」で目にした文字をテーマに小説を作るをやってみた作品です。 短編で、さらっと書いたのでアフタヌーンなときに紅茶のお供に楽しんで頂けたら幸いです。

　怪談会のレジェンド・稲川淳二御大の語り口を真似た文体で綴る約3500字の超短編ホラー。 　御大の怪談を聞いているような錯覚を味わえるものかと……。 〈あらすじ〉 　人間関係に…

#さくしゃろうどくかい 参加作品です。 ひねくれた一羽のカラスと奇妙なカラスの物語。 最初のタイトルは「カラスを黒く洗う」でした。 本作品は作者名の明記した利用に限り著作権フリ…

ちょっとした合間に不思議なお話を 一話完結のちょっとしたお話です。 肩の力をぬいてゆるっとお楽しみください。

父は一度も結婚していない。けれど娘ふたりの三人家族。姉妹にはそれぞれに母がいる。母たちは自由に出入りして、問題はなかった。わたしは大人になって、それが奇妙な構造だと思いはじめた。…

気が付くと見知らぬ列車の中にいた一人の高校生。 乗客は自分の他におらず、どこに向かっているかもわからない。 そんな折、電車のアナウンスが流れ始めた。 「終点、終点。次の駅でお降り…

休日は家族揃って楽しくいちご狩り。 そんな家族が迷い込んだのは世にも奇妙な「いちごの国」 そこはなんと、いちごがにんげんを狩る、恐怖の国だった。

派手な髪の毛で来店しては行けない店がある。そこの名前は『 カミヤ』。コロコロと髪の色を変える店主が構えるその店にまた1人………。