「館もの」を含む小説

路地裏には色んな事情が、存在するみたいです。 でも良かったって話ですわ。

【修正中】〈賞応募の為、1章らすじ最後まで掲載〉 禍の王、双生児ヨルムンガンド。人と愛を交わす為に、究極の美を具え、青く灯る瞳が生命を虜にする。自身は性を持たず、交わった者と相反…

映画館に向かう途中、クラスメイトの二人の女子高校生は偶然目撃し、聴いてしまった。花屋の美しい女性に「妻と分かれそうだよ」と告げる体育教師赤木の言葉を。 彼女らは赤木の危機を救うこ…

女性剣士＆衆道のカップルが絵島生島事件の真相を探る。 享保5年1月1日（1720年2月8日）丑の刻。信濃高遠城下花畑地籍の「絵島囲み屋敷」に賊が押し入り、館を警護する「花畑衆」…

あらすじ 　亡くなった彼女から残された最後の便りと言う言葉をヒントに、風見鶏の館へと向かい彼女からの毎日届けられる３６５通のメールにたどり着く。夏、秋、冬、春、そしてまた夏へと、…

決して入ってはいけない館がある。 その館に住む男の名前は『花一華』。 体中に花を咲かす男は一体何者なのか。 作者名が違いますが、高校の文化祭の時の部誌に載せたことがある話です。…

「5分で読書」短篇小説コンテスト2022参加作品 テーマ＝誰にも言えない恋（恋愛） 寺島燕女（てらしまつばめ）、西実館中学校女子サッカー部一年生。 彼女は小学生の時ひと…

　東暦１１９２年、５月１０日。 １５歳になった僕は、ダイスロープ王国のハーカルス大宮殿の本館で加冠の儀を迎えた。 僕が賜ったのは爵位でも領地でもなく、西の館という底辺メイドが棲み…

将棋は二人零和有限確定完全情報ゲームである。未来を視ることができる少年、神戸将暉は自分のその体質でも見通せない将棋を好んでいた。しかし五年前の両親の事故をきっかけに避けるようにな…

自分の（便宜上）両手から滴るコーヒーを見て初めて、風として生きてきた”僕”は自分の体があること、自分が存在していることを知る。 死者が最後に訪れる場所「屠書館」を舞台に、"僕"は…

ある日、訳も分からず森に迷い込んだ少年。 彼は森の奥の花園で、一冊の本を拾う。 その本には、 『この本を手に取った人は、この未来を変えてください』 『〇月×日、夜。月光の館で、…

薬作りを学びたくて魔女に弟子入りしたけれど、最初の師は高齢で半分寝たきり、次の師は極度の人見知り。まともに教えて貰えないまま16歳となった見習い魔女レイラが、たらい回しに送り出さ…

昔々、それは本当に昔の頃からの昔の話。 とある村の外れ、一本の大きな道がありました。村人はよく外の村や国に行く為、交易などでその道を利用していました。 しかし、例えどんな屈強…

江戸から京に入洛してきた近藤勇がいる浪士組。 そこに二人の剣士が入隊してくる。一人は長州脱藩の佐伯又三郎。 もう一人は、江戸で近藤のやっていた試衛館にいた斎藤一。 一年前ほどから…

　一昔前のNHKFMに「クロスオーバーイレブン」という名番組がありまして、このエッセイはそのナレーションのイメージで書いてみたものです。全部実話なんですけれど、語りだけ番組ナレー…

外国人の友人から新年会の招待状をもらった神田龍之介。彼は助手・谷崎悠実を引き連れてフィンランドにある山奥の館へと向かう。しかし、その夜に密室殺人が起きて──。

「私」マニュレット・マゴベイド男爵令嬢は、男爵家の婿である父から追い出される。 そもそも男爵の娘であった母の婿であった父は結婚後ほとんど寄りつかず、愛人のもとに行っており、マニュ…

目が覚めるとそこは見知らぬ部屋、どうやって来たか、なにをしていたかなにも思い出せないでいる主人公、そこに部屋の主人らしき人が来るのだが……… 紬星(つむぎ) 本作主人公、目が覚…

ごく普通の文学高校生こつぶ、お金がないのでバイト探しに、いいなと思ったバイト先は森林館と呼ばれる超豪邸！豪邸の住民に代わって住み込みで家事をすることに。優しくて強い豪邸の住民たち…

　彼女の東雲優希子と一緒に映画館で映画を見ていたはずの大学２年生の神楽坂舜二が目覚めた場所は、大学の図書館。舜二の横に居たのは、黒猫のジョン。 　ジョンに舜二は「君の彼女は、僕が…