「修正」を含む小説

気が付くとその人は階段を上っている。一体いつから上っているのか、 何の為に上っているのか——その人には分からない。 作者：後藤文彦 https://gthmhk.gitlab.…

いつも通りの夜、いつも通りに帰ってきて、いつも通りの部屋に入ると、そこには何とわたしがいる。 作者：後藤文彦 https://gthmhk.gitlab.io/gthmhk/s…

修正テープ。それは過去を消すだけじゃなくて、そこに上書きすることが出来るもの

一軒の荒屋が道を歩いている中年の目に止まる。これはレナちゃんの家だ。レナちゃんというのはその人が小学生のとき同じクラスだった子だ。かつてこの家でレナちゃんの死体を見つけた（と捏造…

キルキルはおとうとが生まれると、やきもちを焼き反抗的になる。キルキルは、とうちゃんの言うことを聞かずに、トラックに轢かれてしまう。体はぐちゃぐちゃで脳だけが助かる。とうちゃんは、…

ミルミルのおねえちゃんはいじわるだ。ミルミルはクリスマスプレゼントにやさしいおねえちゃんをお願いする。すると、クリスマスの朝、おねえちゃんのふとんの中に、でっかい箱が置いてある。…

※以前別のサイトで掲載していたものの加筆修正版、一挙公開です。 (元の方では削除しております) 大陸の中央に位置する街セントール。 更にその中央にある公園の噴水の前で、シドは露…

とあるパワースポットに”お願い”しに来た人々と、人間の願いが知りたいヘンテコな神様の使い・シリウスの物語 ★カクヨムコン9参加中！★ ちょっと読んでみてやろうって方、ぜひ4話ま…

アラベラ・アンドリュースは名門公爵家の長女に生まれ、五年前からナヴィスの王太子サディアスの婚約者だった。 しかし王国に蔓延した流行り病を癒した聖女エミリとサディアスが愛し合うよう…

村外れの森に魔女が住み着いた。雲を紡いで編み物をする彼女に会うために、この日もミルヤは教えを破る。第227回短編小説新人賞でもう一歩だった作品を加筆修正したものです。

花束は人々の想いを繋ぐ。 そんな言葉を信じて、＜高本芽衣＞は東京で花屋を経営している。 その日もいつものように、たくさんの花に囲まれてお客さんを待っていた。 冬の花屋さんで巻き…

　ある日ある時、美味しい物好きな元ヤンアラサー女は、訳も分からないまま命を落とし、訳の分からない神様の手によって、別の世界の公爵令嬢・プリムローズに転生させられる。 　自分に無…

公爵令嬢で、この国の第一王子エドワード殿下の婚約者でもあるディアナ。彼女はいつも冷たい外面（ソトヅラ）を保っていますが、実は根っからの商売人です。 最近、ピンクブロンドの男爵令嬢…

☆おしらせ☆ 　現在、更新を停止しております。再開まで今しばらくお待ちください。 □あらすじ□ 　ある日突然、俺・暁蒼汰の意識は、高校生時代へと逆戻りしていた。あまりの出来事に…

雨宮美散は、自分が雨を引き寄せる「雨女」であることを自覚している高校生。日々の彼女は、雨に包まれた生活を、涙を零しながら、ただじっと受け止めていた。 しかし、ある日、都波優…

花は小さい頃からお花屋さんのお兄さんが大好きだったの。そんなお兄さんにプロポーズされたけど、花にはそれを、OKする資格なんて、ないんじゃないかしら。（白バラ事件とプロポーズ） …

ヴァージニア・ウルフェンは名門ウルフェン家の三女である彼女には大きな欠点があった。 誰もが当たり前に魔術を扱える世界で全く魔術が使えない『無能』な彼女は周囲から冷たい仕打ちを受…

☆完結しました！ （あらすじ） ごく普通の会社員・狭間（はざま）ヨシタケは、不幸で残念な事故により命を落とし、女神に選ばれし勇者として異世界に転生する。 ただし、彼が転生したの…

古今集の序文に、紀貫之が書いています。 「ちからをもいれずして、あめつちをうごかし、目に見えぬ鬼神をもあわれとおもわせ」 短歌には確かに不思議な力があると思います。 　どうしても…

超短編ホラーです 1話20秒くらいで読めます 以前TwitterやPixivに投稿した作品を、内容を部分的に修正し、カクヨムにも投稿しました