「見えないよ」を含む小説

北谷陽菜乃（きたや ひなの）は高校2年生。学校で話す友達はいる。でも、休日に遊ぶほど仲のいい友達はいない。 彼女の唯一の楽しみは、澪というVTuberの配信を見ること。 澪の活動…

門司港FMのパーソナリティ、佐藤美咲は、毎日穏やかなラジオの放送に携わる中で、新たな挑戦を求めていた。そんな彼女に届いたのは、ジャパネットたかたからの特別なオファー。福山雅治のコ…

世界が見えません

毎日いつでも同じ場所にある富士山。いつも同じな富士山だけど、いつも同じ見え方とは限らない。服を着ていたり女の人だったり。そわな富士の麓に暮らす人の物語。

前世の記憶を持つ男アベルが暮らすこの世界は、平和だった前世とは真逆ともいえる程に苛烈な世界だった。 数百年続き、まるで終わりの見えない魔族との戦い。 突如として飛来する悪魔族の恐…

　私は今日から新社会人だ。 　二十二年間生きてきた故郷を離れ、魔法の都イントで生活する事となる。魔法陣の設計、開発に携わる訳だが、今は期待よりも不安のほうが強い…。 　故郷を出る…

＃幼馴染★★★＃ドッキリ★★ 　雨宿りするためにバス停そばの小屋に逃げ込んだ幼馴染ふたり。 　貴史（たかふみ）と美里（みさと）。 　雨に濡れ、透けてしまったシャツは、彼女の肌を…

ダンジョンが発生してから数十年後、海も空も化け物たちが跋扈する中、安全な陸地で肩身を狭くしながら生活を続ける。 それもようやく終わりが見え始め、国交が立たれていた日本もようやく海…

海辺にある今は廃れた神社の裏手にある常夜灯に火を灯してはならない。恐ろしいモノが見えてしまうからね。 久々にリハビリ感覚で書いたホラー。

(5700字の短編) 私のママは美人です。でも…不思議な人です。変わった事が起こります。ママは…誰にも見えない…もう一人の自分…もう一人のママとお話しができる。私が生まれた頃から…

大人気RPG『エデンズダーク』の世界に転生してしまった男、ブライ。しかし彼の世界は闇の中。ブライは盲目の旅人になってしまったのだ。 殺伐とした世界観のダークファンタジーで、目が見…

昭和40年代、祖父母と暮らすごく普通の少女がいた。両親は離婚していたが祖父母のおかげで毎日あたたかい日常があった。しかしこの少女には誰にも言えない秘密があった。不思議な出来事が起…

皆は「夏は青い」と口を揃えて言うけれど、俺にはそれが誇張表現にしか聞こえなかった。 目に映る景色は、空も、太陽も、どこかくすんで見えた。 入部した文芸部で、小説が思うように書けな…

“ビーストテイマーは不遇職” それが当たり前のこの世界で、普通の家庭で育った普通の少年は『Ｓ級ビースト・テイマー』という、Ｓ級の魔獣をテイムしないとレベルが上がらない不遇オブ…

私も彼もまだ十五の夏―― あの夏はすべてが美しく、輝いて見えた。 私の夏を楽しくしてくれたのは儚げな一人の少年だけだった。 そんな少年を好きになった私は馬鹿だった。

怪奇現象に悩む主人公が、幽霊や怪奇事件専門の探偵を頼り、〇県〇市に訪れる。 しかし、探偵は目に見えないものは一切信じない男だった。 無理やり探偵に付き合わされるうちに、主人公は更…

　全滅しても「教会送り」で復活が約束されている異世界　リ・レイズ。 　人類を脅かす魔王と対峙し残るは俺1人。 途端に死への恐怖が襲ってきて捨て身で 「命乞い」したら、なんと許さ…

※この話は事実を元にしたフィクションです。 登場人物、団体、企業は実在しておりません。 ただあるいみノンフィクションではある。 ご不快でしたらブラウザバック推奨です。 ある女性…

大学一年目の夏、僕はオッパブに通い詰めていた。 あの暗がりでギラつくミラーボールの下で、顔も見えない相手との会話が好きだった。

どこにでもある高校「城野森高校」そこの美化委員会に所属する緒高先輩は他の先輩とどこか違う。なんか、こう見えてる物が違うみたいに。 「どう？慣れてきた？楽しくなってきたでしょ！美化…