キックボクシングばなし「団体対立に決着がついた後の観戦者人生」

※この話は事実を元にしたフィクションです。
登場人物、団体、企業は実在しておりません。
ただあるいみノンフィクションではある。
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ある女性格闘技ファン・里中は自分が応援しているキックボクシング団体を信頼できないでいた。
選手達はともかく、一部のフーリガンと新興宗教の暴徒と化したファンへの疑いは元々幼い頃から人間不信であまり人といることが苦手な里中にとって『物言わぬ観戦者』である以上はSNSもひかえて一人ファンとして格闘技を応援し追っていた。

プロレスの団体争いや派閥争いとは違う旧格闘技と新格闘技に権威が絡む時代とファンの要望に選手の試合とは関係の無い生き様が界隈を巻き込み、里中を襲い続ける。
かに見えたが！


この物語は一人の格闘技ファン・里中の一部に過ぎない。