「短編 夏」を含む小説

　トイレから戻ってきた恋人が「そこの茂みの奥でオバケを見た」と言い出した。よく話を聞いてみると、その『オバケ』の正体は……。 （「小説家になろう」「Prologue」でも掲載し…

「私がそのカミサマと出会ったのは、真夏の昼下がりだった…。」 とある田舎町の寂れた駄菓子屋で、店番をする少女と一匹の柴犬。 この物語は、彼らだけに視える「カミサマ」が、彼岸から…

男のパソコンの右下に、通知がポップアップした。「ええっ。課長、またですか」「つべこべ言うな。ほら、そっちに回した案件、確認してくれ」「おっと、これは夏祭りのチラシですね。なるほど…

　夜道で出会った不思議な少女。私に向かって「またお会いしましたね」と言うけれど、彼女と私は初対面のはず。 　さらに話をしてみると……。 （「小説家になろう」「エブリスタ」「Pr…

私は、想い人であるサークルの後輩女子・丸川さんと似非アベックとして夏祭りを闊歩する権利を獲得した。 早めに集合場所へと足を運ぶが、私の目の前に現れたのは水たまりでもがく芋虫だった…

幼馴染の千春に長年片想いし続けている春花。振り向くことのない千春へのその気持ちに蓋をして、明るく振舞って取り繕ってきた。 どうも、モンタローです。 世界中の片想いが結ばれる日が…

（「小説家になろう」「エブリスタ」「Prologue」でも掲載しています）

夏休みも終盤に差し掛かったある日、男子中学生・景は友人の秋也から誘われて近所の雑木林で肝試しをすることになり…… 第３回角川武蔵野文学賞ライトノベル部門参加作品。

「道は知らないけど、琵琶の音が聴こえるから」 　琵琶の音に導かれて都を目指す少女、沙楽(さら)。道中、髑髏を介して話す亡霊、遼水(とおみ)と不思議な出会いを果たした彼女は、とあ…

あの夏の夜、彼と交した最後の言葉を私は今も忘れていない

板野かも様主催の自主企画『新匿名短編コンテスト』にて私が書いた作品をこちらに再掲載させていただきました。 今回のテーマは『春』『夏』『秋』『冬』で、1000文字以上2500文字以…

遊園地のレストランの面接に訪れた天宮夏歩《あまみやなつほ》を待っていたのは恐ろしい外見(極道風味)の店長だった。愉快で怖い仲間たちに囲まれ、今日も夏歩はレストランという名の戦場で…

主要人物 No.1　『六万　時成（むつま　ときなり）』 性別→男 年齢→高校二年生 種族→自称、普通の人間 職業→学生 好きなもの→制服（常に制服コレクション雑誌を持ち歩く変態…

中学生と大学生のちょっとした話。百合短編その６となります。 椎名優子（しいなゆうこ）は昔、少しだけ付き合っていた同い年の男から、妹の勉強を見てくれとお願いされて引き受ける。その…

夏の夜。星空保護区の職員は星を保護するのに忙しい。 熱中症で落下してくる星を救え。 ※他のサイトでも公開しています。

主人公は姉から姪を預かることになった。 夏のお話。 ※水害の表現が出ます。苦手な方は避けてください。

蒲生夏惟は、音大附属高のしがない雇われピアノ講師。 指導にさしたる情熱もなく、ただなんとなく毎日を過ごしていた。 そんなときピアノ専攻の新入生として入学してきた藤森結。 ヴァイオ…

学校生活に部活にと励んでいる高校時代。 だけど恋にだって青春が……。 しかも好きな人は同じ野球部だ。 恋は実るのか！？

社会での生活に疲れてしまったた『僕』の元に、『兄』からゼリーが届いた。 一見すると海の風景を模した青色の美しいゼリーだったが、そのゼリーの中には、なんと魚が泳いでいるではないか─…

小説家の村木陽斗は初の書籍化の本が打ち切りとなり肩を沈めていた。 そんな時に、クラスの陽キャの斎藤夏奈に絡まれる。 彼女に小説家であることをふとしたきっかけで知られてから、彼女の…