あの夏を忘れない
掛川ゆうき
第1話
夏のことは忘れない……
雷人(ライト)は小学校の頃からやっていた野球に青春をかけていた。
小学校から野球選手になるのを夢見ていたからだ。 高校も都内でも有名な野球の名門校に入った位の野球好きな少年である雷人。 そして野球は素質があるのか、小学校からやってきた野球はレギュラーを取れる程の実力者でもあった。
小学校の時からやり続けて来た野球。 ポジションはキャッチャー。 小柄な雷人にとってフリなポジションだと思われるのだが意外にも雷人には合っていたのである。
六月に入ると高校の野球部は忙しくなる時期だ。
その時期から高校野球の各地域での予選大会が始まるからだ。 そして勝ち残れば全国高校野球選手権に出場する事が出来る。
毎日野球の練習と試合の日々。
確かに忙しいのだけど、そこは根なんて上げていられない。
雷人は一年生ながらにしてレギュラーに選ばれていた。
毎日、炎天下での練習。
辛いと思うが野球部の皆もこの暑さに耐え頑張っていた。
晴天の中での練習。 土でユニフォームや体を汚し汗を掻き、練習に励む野球部のメンバー。
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