「短編 夏」を含む小説

本作、短めの小説となります。 主人公の翠(すい)からの視点となっております。 少し暗めで作らせていただきました。 苦手な方はお避けください。

夏のある日、ブイは仲間達が待つダンジョンへ降り立つ。そして昨年は敗北したダンジョンを潜り抜ける中、ブイは仲間達と共にある本屋へ行くための決意を固める。

夏鈴が足を踏み入れた新しい古本屋には、無地のページばかり綴じた「白い本」ばかりが並んでいた。 ノートではないのかと疑う夏鈴に、店員は「白い本であってノートではない」と言う。 促さ…

ある夏の日、寂れた古本屋に男女が二人。 本が繋ぐ、彼らの静かな物語の真相は──。

四季に纏わる短編集。 部活の部誌のために書き下ろした短編のまとめです。 ・青嵐･･････幼馴染。ライトなBL。眩くて苦しい夏のはなし。 ・あの朝に咲いた花･･････夏目漱石作…

　メンタルの調子を崩して休職していた「わたし」は、ある日、行きつけの本屋が春になったことに気づく。

蒼天已に死す──では、次に立つ天は？ おれはお前を信じてるんだよ。それできっと、だからあいつも。 曹操と、荀彧と、夏侯惇のおはなしです。

真夏のベランダで、ロマンティックムードに浸る「あたし」と、隣人で幼馴染の廉太郎くんとの、何てことのないやりとりです。 最近、80年～90年代の少女小説を読んでいて、自分も「あた…

山奥の母の実家には竜たちが住んでいて、思春期の私は帰省の度に彼らに会わなければならないことに居心地の悪さを感じていた。 竜はこの土地の信仰の対象だったが、その血はすっかり薄まって…

もう会いに行くのはやめよう。小指が痛むことを理由に、通院するのはやめようと思っても、「次は、水曜日に来い」と言われると、予約を取って行ってしまう。 「沼らせ男」といえるのか分か…

夏の日に秘密基地で私が目にしたモノの話。

つい先日亡くなった幽霊と、その子と一番仲の良かった友人が事故現場で再開する話。 夏頃にお化けっぽいものを書きたくなったので。今は冬ですけど。 ちょっと長いですが、気が向いたら読…

蝉の死骸、蝶の死骸を見て、生き物の生死について考えを巡らせる、少年の物語。

***虫が苦手な方はご注意下さい***ある夜の話。仕事帰りの女と男が出会った理由は一体何だったのか。応募時のタイトルは「用心棒を雇う」コバルト文庫の氷河期小説賞選外でした。小説家…

大学生の二人の男女のお話です。 ストーリーも短いのですぐに読めると思います。 憧れの人から突然連絡が来たら、誰でもきっと期待しますね。 そんな世界線に生まれてみたかった。

マトイちゃんが本を読んでいると、 お友だちのメグミちゃんがやってきました。 ふたりの女の子がほのぼの読書するおはなし。 　　　　　 【三題噺】「運命」「トマト」「図書館」に参加さ…

これは全くの事実。夏祭りにカップル＋α（自分）が陥った、それはそれは面倒くさいイザコザのお話。部室に財布を忘れたところから始まるしょうもない夏の思い出。

ある蒸し暑い夏の日。男は不覚にもパンツ一丁でウトウトとしてしまう。 　 ※この作品はカクヨムだけで公開しています。　 ※前作もよろしくお願いします。 https://kakuyo…