「実は知ってます」を含む小説

　僕の名前はテン＿久繰廻はペンネーム。これは僕の実体験、あるいは実験。だけど、あまりにもフィクションしてる。この物語に教訓はないかもしれない。僕から、これが教訓だって胸を張って言…

古より飛竜の血を引くグラディウス家と、海竜の血を引くオーベル家は、島国であるホーフブルク王国を守護する空軍と海軍の双翼として名を馳せている。しかし両家は軍部の人間なら誰もが知る犬…

図書室で見つけた古びた時計。その時計はタイムリープができる装置だった。誤ってタイムリープしてしまった有馬涼のところに、水沢美優が転校してくる。彼女は涼の夢に出てきており、さらに涼…

行きつけの本屋が閉店することを知った「私」の話。

　家出をした徹が警察に保護された。ツンデレな妹の絵里子は、帰宅した徹にコーヒーを入れてあげる。そこで普段のつれない 振る舞いは自分の本心ではないことを伝えようとする。だが話の途中…

夏見目目が歩いていると、妙な男に話し掛けられる。男はどうやら目目が祠を破壊していたことを知っているようで、それだけでなく、君は死ぬとか言ってきて……！ 祠おじさんにビビビ！　と…

「眠れない」高校生、田中倖一郎は安眠の地を探して今夜も三津由園市内を彷徨う。 山中の墓地、葡萄畑の映画館とたらい回しにされた末に辿り着いたのは、経営破綻した廃遊園地。朽ちかけた観…

魔王ラナリス率いる魔族による人類への侵攻は、勇者スナフによって打ち砕かれた。 しかし、人間界の地下牢に囚われたラナリスを攫うような形で脱獄させたのもまたスナフだった。 戸惑うラナ…

高校生活最後の日。真島澄は想いを寄せてきた光野修司に愛の告白をする。きっと上手くいく、そう信じて勇気を振り絞る。 しかし、その想いはあまりにも呆気なく断れてしまう。 彼…

帝国エルシオンの隣国であるディリンには七人の姫がいる。Ωの王子として生まれたジルは“七番目の姫”と偽られ城の奥深くの邸に隠されていた。十七になる年、双子のライラとアデルに伴われて…

坂上匠は癌で亡くなった父の終活に付き合い、遺品整理を行っていた。 癌により、余命宣告をされ、準備期間があったにもかかわらず、怠惰の権化のように何もしなかった母に不満を抱く中、遺品…

　金銭的に余裕のない家庭で育った葉子。平和に生きるために大好きだった音楽を無理やり嫌いになった。高校生となった葉子はバンド活動をしている千弦と出会う。この出会いが葉子を変え、音楽…

100年前からフロレンという町の人たちとハロレンという町の人たちは争っていた…。フロレンに住む青年アランは、道で倒れていた青年フランを助けたことで友達となった。フランはハロレンの…

高校一年生の浅田・恵一は学校をさぼろうと、いつもとは反対方向の道を歩いていた。もうどこに行こうが構わない。死んでもかまわなかった。そして、彼は「名明町」という町にやってきた。そこ…

豊かな水源に囲まれたど田舎であるリラ王国の第一王子であるアロイスは、生まれたときから顔の半分を痣で覆われ、見目麗しい6人の姫達とは違い、とても異端なる見た目を持って生まれた。そん…

「ボクは、ねぇ…キミのコト、ぜぇ～んぶ知ってるんだよぉ……？」「……!?」「キミを、ボクの理想通りのコに、育てて上げるからねぇ～＊」「!!」

第八章「伝承鬼神」編が完結しました！ 次話(9月6日)より最終章前編「追憶」編の開幕です！ 2050年の日本、ダンジョン出現から50年。 高校生天霧英人は世界で唯一、ス…

妻の命を救う為、一角獣の角を求める男は、一角獣の角を取ると一角獣が死ぬと知った。 妻は男の迷いを断ち切ろうと、笑顔で微笑んだ。 クロノヒョウさんの 第61回「2000文字以内…

ある日突然、「物の輪郭線を剥がす」異能に目覚めた会社員の主人公は、とりあえず公共物を壊したり他人の金品を奪ったりと自堕落な暮らしを始める。やがて、同じような特殊な技能に目覚めた人…

日本語のテキストと英語のテキストを比較して、よい翻訳って何だろうねー？って考えていく創作論です。