概要
魔法で能力を封じられた“β”の騎士とβの姫と偽られたΩの王子の運命の恋
帝国エルシオンの隣国であるディリンには七人の姫がいる。Ωの王子として生まれたジルは“七番目の姫”と偽られ城の奥深くの邸に隠されていた。十七になる年、双子のライラとアデルに伴われて初めて訪れた建国祭で、ジルは襲われそうなところを助けてくれた騎士のリオに運命を感じる。姉たちの協力を得て舞踏会で再会し護衛騎士になってもらうことに成功したものの、彼はまさかのβだった。
自らもβと偽ったままリオと親交を深めていくジル。ある日リオとお忍びで町へサーカスを見に行き、ひとり不思議な空間に迷い込んだジルは占い女だと名乗る魔女からΩに生まれたのは「大国を揺るがすほどの意味がある」と告げられた。助けに来たリオが女に自分の運命も当ててみろと言えば、指環の魔法に守られていて視ることができないと言い張る。驚いたリオはこ
自らもβと偽ったままリオと親交を深めていくジル。ある日リオとお忍びで町へサーカスを見に行き、ひとり不思議な空間に迷い込んだジルは占い女だと名乗る魔女からΩに生まれたのは「大国を揺るがすほどの意味がある」と告げられた。助けに来たリオが女に自分の運命も当ててみろと言えば、指環の魔法に守られていて視ることができないと言い張る。驚いたリオはこ
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか？