「カクヨム短編」を含む小説

浮気現場を目撃したから、彼氏のために作ったお弁当を捨てようとした。それをクラスの金髪ピアスくんに見られてしまった。 そんな話。

太古の昔――まだ人と人ならざる者が共に歩んでいた時代。 東海龍王の三太子である敖丙（ごうへい）はある日、不用意にも天理に逆らってしまった。 深傷を負って溺れていた人間の少年を助…

　ユーザーの求める彼女に、文面上でなりきる「ワープロ彼女」でバイトをしている大学生の涼夏。 　本当の彼氏である裕太にはどうしてもそのバイトのことを言えずにいた。 　──裕太を悲し…

　軍事国家アルタリアから魔剣グラムを奪え！　というミッションを、とある理由から受けた僕。相手はバリバリの戦闘国家。裏切りを恐れ、密告があれば粛清は当たり前。血の雨あられだ。 　そ…

「助けてもらったお礼がしたいです！」 　ちょっと強面の男子高校生、小高荘志はふと見かけたナンパを助ける。 　すると、助けた美少女JKからお礼がしたいとせがまれた。 　荘志の退屈だ…

「好きです。付き合ってくれませんか――」 　――――。 　菅原雪翔は、ずっと好きだった女子、藤原向日葵に告白する。 　そして、振られる。 　振られた悲しみに溢れて家に帰ってい…

夏の甲子園に出場する幼馴染を、画面越しに見つめるお話。

―――『真実鏡』、この世で唯一真実を映す鏡。 誰も知らない、存在するかも分からない雑貨屋の鏡と或る男の話。

大海瑛太は家の隣の用水路にエビフライを入れた。そこに隣の家に住む幼なじみ七瀬心がやってきた。

　世界にはヒーローがいた。普通の高校生、井口浩人はヒーローに憧れ、なりたいという夢を持っていた。しかしヒーローにはなれないと考えていた。 　そんな浩人は、空から降ってきた流星と出…

君がこの世界に来たせいで開店したマエムキ食堂。体だけではなくて、心もマエムキに！

　気候変動で滅びた、とある世界の中で旅をする一人の少女と一匹の機械仕掛けの鳥。 　彼らの目的はただ一つ。 　自由の象徴、『海』にたどり着く事だった。 　自由はどこにあるのか。 …

これは僕と彼女の─────未来を繋ぐ物語。 --------------------------------------------------- カクヨム甲子園2022にて、…

ぽっ、ぽぽっぽ、ぽぽ……。 ここ数日、夜中の2時になると不気味な声が聞こえてくる。俺はたぶん、その声の主を知っている。 その声が、俺を手招きしていた。 【カクヨム公式自主企画】…

築２０年、駅から徒歩八分。２ＬＤＫで家賃、わずか六万円。 そんな「事故物件」に移り住んだ私の趣味はレトロゲーム。 今日もまた中古ゲーム屋で買って来たソフトをプレイする……はず…

田舎の温泉宿に来た主人公。何かに導かれるように立ち寄った窯で、窯元の青年に告げられた謎の言葉「黒ろくろ」とは… カクヨム公式自主企画『怪談・都市伝説・昔話の二次創作大募集！！ …

訳あって余命宣告を受け、近所の売れない家具屋でバイトする高校二年生の浅川葵。 店主の竹おじさんの許可を経て、長年買い手の現れない古びた机で勉強や読書を繰り返す日々を送っていた。 …

　山間の寒村である形代村。 　村の鎮守の社では、竹の花が咲いた年には、大祭が行われる。 　帆鳥は、祭の真実なぞ知らぬまま、父の故郷であるその村に帰省したのだった。 ※ カクヨム…

　勇者が殺害された。 　それによって集められた【天使】、【ドワーフ】、【エルフ】、【悪魔】――。 「上空から勇者を殺害することはできないんですけど……」 「儂らの領地だが、だか…