「見えない」を含む小説

ひとみしりの千恵は入院中の祖母のお見舞いに行く。 華やかな幸がぼそりと呟いた一言･･･…「死ぬときに迎えに来てくれる人って選べるのかしら？」 家族に囲まれ楽しそうに見えていた幸だ…

「私」の周りに起こるちょっと不思議なおはなし。

リリス・イリングワースは戦場看護婦だ。 ひとたび戦闘が始まれば、必ずそこには負傷者が無惨に残される。 リリスの任務はそうした負傷者を前線から撤退させ、最前線キャンプの医療部隊に治…

暗い部屋に一人、ぽつんと男が立っている。 何も見えない、何も聞こえない部屋で脱出を試みるが――。 真実を求めて歩き続ける、闇の中の孤独な旅。あなたは耐えられますか？

【二百年生きる妖魔ドウメキ✕虐げられた出来損ないの青年タイラン】 嘉稜国には、妖魔から国を守る守城というものがいる。 タイランは、若くして守城を務める弟に仕向けられ、魏界山に眠…

私は歩いているこれが幸福であると知っているから 本作は小説家になろうとカクヨムとアルファポリスと ノベルアップ＋で投稿しています

つらつらと書き出していく。 積もりに積もったもの。 蓋をして見えない場所に置いてきたもの。 たまにはそれを取り出して、今の自分ならどうしたのかをぼんやり考えてみる……かもしれない…

創作に関する真面目や不真面目なエッセイです。 小説、漫画、映画などについて、色々考えていきます。

狼な幼馴染の白野に噛まれる青年黒斗。お互いが大切な人同士だが、でも付き合ってる訳じゃない。けれど毎日のように噛まれてしまう。彼はきっと気づかない、それがなんなのか。 そんな日々の…

　シオン・ラムダは父親で現当主のラムダ伯爵に家から叩き出され、お説教に罵詈雑言を交えて怒鳴りつけられている最中に前世の記憶に目覚めた。父親の怒鳴っている内容は基本的に仰る通りとし…

鬱病で人生の先が見えない男は、かつて愛していた彼女、リンの夢をみる。 幸せな夢を忘れないように、その内容を文章でまとめる。 徐々に、現実と夢の境目が曖昧になる男の行く末は……？ …

兄妹として育ってきた、皇子セルヴィウスと皇女セシル。 新皇帝となったセルヴィウスが即位の日に閨に引きずり込んだのは、セシルだった。 大好きだった義兄。けれど男性としての彼を理解す…

タイトルの由来は伊勢参りをする理想の順番 【web小説47都道府県聖地集め耐久】 #旅するペんさん４７参加作品　三重県です。 そしてリアル作者の伊勢参りの思い出を大急ぎで仕立…

エリーゼ・シュトライガス伯爵令嬢は貴族の家柄でありながら、母がメイドであるという理由で家族の輪に入れてもらえず、別館に追いやられ、遠ざけられていた。逆境に負けじと知識を身に付け、…

宿の若女将である女と、黒い“もや”によって顔の見えない客人の男。惹かれながらも告げない、言葉の先とは――

※本作には、残酷な描写、グロテスクな表現が含まれます。 【あらすじ】 ハッカーの「俺」は、とある暗号を傍受した。 解読の結果、その暗号はなんと、彼の住む町への核攻撃指令だと判明…

結局部屋は何畳なんでしょうか。今見えているこの部屋は、これで全てなのでしょうか。

スランプに陥った売れない小説家、野見修保（のみ・しゅうほ）は、幼馴染の小森のすすめで同窓会に参加することに。そこには、今をときめくバンド『剣と鞘』のボーカル田伏剣（たぶせ・つるぎ…

私の『普通』は、どうやら“みんな”の言う『普通』とは違うらしい……。 奏はその事を、幼い身で悟った。 その日から数年後。 文を見ると、色を感じる。 人の感情を、色で感じ取る事がで…

サラリーマンの坂城悠人はこの日、いつもとは違う景色を眺めていた。 新卒で入社して以来はじめて連休をとって、帰郷するために新幹線に乗っていた。 出社して朝一に「有給休暇をとる」と上…