「香水」を含む小説

自作連載中のカフェ＆レストランのヒカルの過去を書いた物語です。 カフェ＆レストランと併せて、お読みいただくと幸いです。

現代でも剣を捨てなかった少年・諱隼人は、風花澄香に狙われ始める。隼人は、剣を持つ故の《なにがし》の宿業に巻き込まれていく……。 【妖神（マガカミ）】 人を唆して悪行を勧め、災い…

香水をテーマにした短編集。 紀元前から宗教的な用途や薬用として使われていた香り。 近代以降、楽しみや嗜みとしての香水が生まれた。 薔薇、茉莉花、没薬、シトラス、ムスク、シベット…

天神聖治は姉・弥生の部屋で、使いかけの香水を見つける。普段、香水を使ったのを見たことが無かっただけに、聖治は弥生に良い人ができたものだと思う。そのことを訊くと、弥生は聖治を夜のデ…

激しい尿意で起きて、トイレに行くとフタの上に使いかけの香水が。 自分史上最大の謎に挑む、寝起き探偵の私。 二日酔いの中、昨夜の自分の行動を推理する。 fuusoraさんのお題で…

今日のお題「使いかけの香水」の作品です。

猫のような顔をした女だった。アーモンド形の瞳に小さな鼻。人懐っこいような顔をしているのだが、どこか気分屋であり、近寄りがたい雰囲気を醸し出したりしている。こちらから寄っていこうと…

「一緒に気持ちよくなろ？　お兄さん」 　ある日、家に遊びに来ていた妹の友達、恋瀬川葵《こいせがわ　あおい》とセックスをした。 　美人で、優しい彼女との体の関係は、魔性的で危な…

伝説のインディーズバンド「ドット虚無（コム）」の解散から2年―――バンドの大ファンだった上条海鈴は、抜け殻と化していた。 大学を出て社畜生活3年目、この世は苦海浄土、金なし・色…

伯母のコレクションの一つである、ピンク色の宝石のついたネックレス。 これには恋を叶える魔力がある、と囁かれて…。 ハンドメイド作家様である「奇利倶」様の作品である「薔薇石英香水…

突然いなくなった先輩のことを忘れられないまま数年が経った。先輩から貰った香水をつけたとき、音楽を聴いた時や小説を読んだ時。僕の日常には先輩で溢れていた。 最後のワンプッシュを振り…

そのフレグランスショップは日本のとある繁華街、深夜まで人々の喧騒とネオンサインの輝きが止まない大通りの傍にそれた人気の無い場所にあった。そこは独自に調合した人体に様々な作用を及ぼ…

時代錯誤の文通趣味を持った生田空は、文通相手から会って話がしたいと持ちかけられる。タイムラグのある文通でどうにか会う日を決めると、今度は香水と一緒に『この香りを覚えて。それで俺を…

新しく担当になった会社の受付で、よく知る香りを纏った人物が通り過ぎた。 振り返った視線の先にいたのは、忘れられなかった同級生…。 ※この作品は小説家になろうにも掲載しています。

アイリーン。 私が愛した彼女は、私とは違う男の腕の中にいた。 失恋した男と男前なお姉さんのお話。

【くろひつじプロダクション】 ウィクリーテキスト お題：飯テロ ひさしぶりにバッサリと髪を切り、気分一新した後にふらりと立ち寄った古民家カフェで涼んていたところ、大好きな香水を…

　三年前、私は調香師だった。夫の要望で、主婦となった。この人と一緒になっていなければ、今頃私は―― 　傍若無人な夫の要望で調香師としての仕事を辞めた主人公、涼子。満たされず、夫…

休日の昼下がり。オレは目の前に座る色男に告げる。 「別れよっか、オレたち」 そう言って、コイツの家の合鍵をコトリとテーブルの上に置く。 何気ない日常の一幕が流れていたはずのリ…

　結城悠(ゆうきはるか)はASMRが趣味。人とは違う放屁音に執着していたところ、放屁が止まらなくなってしまう。高校生になったある日、電車で御影アリスと出会う。悠は以前よりアリスに…

それぞれ別々の話の短編集です。 読み切りで手軽に楽しめます。