「風船」を含む小説

第2回カクヨム短歌・俳句コンテスト（【俳句】二十句部門）

【三題話】幸福・作業・破裂 ある喫茶店で美女が言う。 風船を割ると幸せになる、と。 なんとも怪しい限りだけども、さてこの人の正体は――

動物達の暮らす森の中に降りてきた、風船が運んできた花の種。 アナグマは、じっと花の種が発芽するのを待ち続ける。 何があろうとも。 じっと待ち続ける。 例え、この動物達の森…

気付いたら暗い穴の底で記憶喪失。そんな私を救ってくれたのは見知らぬ男性。 どん底から始まる落第聖女に転生した元リケジョが、前向きに生きて行くお話。 前世の知識と経験とポジティブ…

直立二足歩行の猫たちが闊歩する世界で、トレジャーハンターを生業にしているねこさん。 彼のもう一つの顔は、着ぐるみを着て風船配りをするフリーターだった！？ ダンジョンを探索したり…

早く大人になりたいと願い、少年は風船と共にメッセージを飛ばした。 願った想いを忘れてしまった頃、風船を見つけた少女から少年へ、手紙に添えて一冊の本が届く。 少年から大人へと向かう…

終電に乗り遅れた男は、タクシー乗り場で『風船タクシー』という物を売っているおじさんに声をかけられる。 不審に思いながらも、男は風船タクシーを使うことになるのだが……？ 小説家に…

　五年前に突然、母親を亡くしたリゴ。城下町の魔法学校に通っている彼女は、久しぶりに故郷へ帰ってきた。母と二人で暮らしていた家で、母の親友とお酒を飲んでいると、相手が学生時代の思い…

元野良の飼い犬が病気で死んだ。 七色に光輝く虹の橋を渡って天国へ行く犬。 虹の橋を渡る度、蘇る生前の想い出・・・ しかし、突然虹の橋から脚を踏み外して・・・？！

少し不思議な世界の優しいお話。

突然あらわれたピエロに渡された赤い風船。それを離してしまうと死ぬという。中年男がぐちゃぐちゃになりながら赤い風船を守る話。

何でもない日常で気づく大切な存在。激しい恋もいいけど、本当に必要だったものはここにあった。

穏やかの春の日、カラスのママレモは街の様子を見詰めてたら・・・ 風船が飛んでる！！ 眼下に風船を過って離して泣いてる子供！！ よぉし！この風船を子供に届けよう！！ お節介…

ニホンザルのフニヲには深くて痛いささくれがある。 掌にも心にも。 事の発端は、愛する妻の 「あの高い木の引っかかってる風船取ってきて！」

腹ペコ野良猫は、ウトウトと店にとある箱にグッスリすやすや。 実はここはバルーンショップ。 中に、客の注文した風船の束が入れられてこのまま輸送されて・・・ さあ、ピンチ？！

黒歴史を書いたら、伊集院さんや市川さんに読んでもらえる上に何やらもらえるかもしれない。ってゲスな考えで過去の黒歴史を思い出してみたけど、ちっとも黒い歴史など存在しない。小学生の頃…

愛の巣を真剣に探している難波健と美沙知は、 よもや事故物件じゃないかと疑いたくなるような奇妙な部屋をプレゼンテーションされる。 内見五回目の後に寝ずの番を決め込むくらい疑心暗鬼…

3分間風船割り世界記録がかかった、ジャックラッセルテリアのアコ。 しかし、この3分間にジャックラッセルテリアのアコに様々なトラブル発生？！ 果たして、この3分間にこの100万…

四国の田舎にも人の出入りはあった。中でも三番叟まわしは徳島生まれの伝統芸能だった。ただ、人形を怖がる子供もいた。また、ほかの地域同様、薬売りもやってきた。いろいろな薬が薬箱に入っ…