「雪 桜」を含む小説

母を亡くし父子家庭で育った高校一年生の一之宮春妃は、何度も夢に出てくる青年に恋をしている。夢を見る頻度が上がるにつれて想いも募っていくが、恋焦がれたその人は毎回花吹雪の中に消えて…

※1話平均1,000文字で、すぐに読むことができます。お気軽に読んでください。 ※ラブコメ要素がありますが、人が○にます。 【あらすじ】 　神憑武尊《かみつき・たける》は一年…

　木桜春は花も恥じらう女子高生である。 　春は雪月花という作家の大ファンだった。 　雪月花は大ベストセラー作家で、書いた本は飛ぶように売れるが、覆面作家であり、現役女子高生である…

「笑って」そう言って彼女は悲しそうに微笑んだ。 誰かの笑顔を見たいと思ったのは初めてだった。 大切な人はいますか？ 独りの不思議な女の子は、男の子と女の子が初めて心から守りた…

タウ・デプス　裏話（暫定版） ※本作（『タウ・デプス　深水の巫女』のこと）のネタバレしかないです。本作を読んでる前提で話をしてます。未読の方はご注意を。 ※家楼シリーズ『こがね月…

雪にまみれた桜、見てみたい

高校二年の新学期、桜の舞う季節。 少しひねくれた面倒見のいい少年、鷲尾 正親がぶつかったのは彼のトラウマである猫宮 雪。そんな雪がある日、正親の家の近くで蹲っているのを見かける。…

2124年。突然、一部の少女に“魔法”が発現した。魔法を発現した“魔法少女”を巡った各国の謀略は最終的に第4次世界大戦に発展するが、その対戦は決着を見ることなく、世界が7つに分か…

頼りにしていた家族達に先立たれて呆然としていた宮家の姫、珠子のもとへ、見目麗しい公卿である中納言兼左近衞大将の惇長が現れ、契約結婚を申し込んできた。さらに陰陽師の安倍彰親にも求愛…

煙草、呪いから5年後の話。 漆間陣(うるま じん) 『煙草、呪い』の『俺』 煙草が吸えなくなったのでココアシガレットを咥えている。命日に毎年電話をかけていた。 一之瀬桜(いち…

自分と世界の間には、薄い膜が貼られている。 何年も前に別れた恋人を忘れられないまま、それでも季節は巡っていく。

冬と春の間にある人知れずの逢瀬（お題：出会いと別れ）

咲いたばかりの桜は、春は珍しい雪と出会う。友好的な桜に対して、冷たい態度で接する雪だが……。

平凡で底辺な男子高校生、矢神 皇成には『矢印』が視える。そして、その矢印は、いつも最良の方へと導いてくれる『先見の矢印』だった。 不幸な未来は事前に回避できるため、これまで順風…

この世界には誰もが知っている伝説がある。 その名は”雪食みの幻燈”。 桜と雪が共存する最果ての地にて現る神獣”ニックス・プルヌス・レプス”が自己犠牲ののちに生み出す肉を使った料…

異常気象によって花の季節がずれてしまった世界。 散歩を趣味にしている智夏は4月のある日、外に出た。 すると、雪が舞う中でとある花が咲いているを見つける。 ちょっと不思議なファン…

（※コンテスト応募のため、あらすじはネタバレを含みます） 恋愛経験0だけど、ひとの恋には興味津々な高校1年生の菜奈は、オーケストラ部でフルートを吹いている高校1年生。この学校の…

　海が嫌いだ。雪が嫌いだ。桜が嫌いだ。 　だから俺と彼は新品のスーツケースを買って、電車に乗った。夜行バスに乗った。飛行機にだって乗るだろう。 　旅行を続けよう。Déracin…

継母と口論になって、家を飛び出したボクは、雪の中、ひとりの少女と出会う。 彼女との出会いと会話の中で、ボクはボク自身が抱える悩みに気付かされる。 ※脳裏に浮かんだイメージ映像を…

　夏が嫌いな「僕」は、平凡な夏休みを過ごしていた。いつもと変わらない蒸し暑い夏、昼間はうるさい蝉の声。彼はコンビニに行くのすら億劫な生活を送っていたが、その生活を一変させるとんで…