雪のように舞う桜の中で

杏

珠子（たまこ）１８歳　没落した宮家の姫君

源惇長（みなもとのあつなが）　２７歳　左大臣の三男　左近衛大将兼中納言

安倍彰親（あべのあきちか）　２８歳　陰陽師

一条（いちじょう）　２５歳　惇長の女房

木津美徳（きづのよしのり）　珠子の兄　年齢不詳

源有子（みなもとのゆうこ）　２３歳　左大臣の長女で惇長の母違いの妹　東宮妃　撫子の御方と呼ばれている

中務（なかつかさ）　２５歳　有子の女房　一条の同輩

源実和（みなもとのさねかず）　左大臣　５３歳　惇長の父

源頼胤（みなもとのよりたね）　長男　大納言　４０歳　惇長の兄

源義行（みなもとのよしゆき）　次男　中納言　３５歳　惇長の兄　惇長を馬鹿にしている

源保子（みなもとのやすこ）　源実和の娘　３０歳　中宮で弘徽殿に住んでいる　皇子　永平親王一歳

藤原成時（ふじはらのなりとき）　右近衛中将　２５歳　詔子の兄

源晶（げんしょう）　僧侶　２７歳　詔子の従兄

藤原時貞（ふじはらのときさだ）　右大臣　４５歳　成時の父　凡庸な人物

藤原時道（ふじはらのときみち）大宰府の帥　４８歳　政変により流されている策略家

藤原幾子（ふじはらのいくこ）　時道の娘で詔子の姉　３３歳　皇后で飛香舎に住んでいる　皇子　徳平親王　二歳

冬の宮（ふゆのみや）　珠子の父　故人

霧の君（きりのきみ）　１８歳　冬の宮の姉の娘。有子の女房の一人

安倍哉親（あべのなりちか）　４０歳　霧の君の父であり彰親の兄　定春と組んで惇長を愚弄する弟に嫉妬している

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