「情報 ミリタリー」を含む小説

あの２０２０年東京オリンピックから約２０年の時が流れた。その前年に元号も変わり、新しい時代を迎えたと誰もが実感した。そして、西暦２０２０年を過ぎて、社会のハイテク化はさらに加速し…

　ジョニー、この音声を聞いているという事はロシア・エカテリンブルクに着いたようだな。 　敵レジスタンスが終末兵器『エリヤ』を手にした。もしスペック通りの性能なら我々の優位性は一瞬…

真偽の怪しい情報を元に、平和維持軍は砂漠の中のダム警備に赴く。その一員である僕はひたすら続く炎熱地獄にほとほとうんざりしていた。予想通り半日を過ぎて敵影は皆無。そんな中ある騒動が…

中村尚裕のミリタリィ作品『■緊急■救出作戦：特殊作戦グループ』の解説集です。 有志連合、匍匐飛行、特殊作戦グループ……。 作中に込めた情報を補完します。 作戦の背景、専門用語…

【縦組み推奨】 ■■作戦要項■■ ■機密レヴェル：【極秘】■ ■黙読のみ可■ ■事案概要■ 　事案発生時刻は現地時刻１８５０時。 　エマノン共和国〝ＥＮＢ放送〟マルガナ支局よ…

航空自衛隊に所属する幡谷翔（はたやかける）、TACネーム「フラッグ」は凄腕のパイロットだった。 国際合同演習で世界最強の戦闘機F-22ラプターを撃墜し、最新鋭のF-35を装備する…

元軍人と少年の旅路を描いた長編小説。 退役した青年が帰郷後に目にしたのは、ゲリラの襲撃によって無残に焼け落ちた村と、その中でただ一人生き残った少年の姿だった。一方その頃、遠く離…

新しい仮想ネットワークの共同管理体制から生まれたテミスシステムは独自のアルゴリズムでもって世界の情報を管理する役割を持っていた。 情報都市東京から始まった監視社会の流れと先進技…

　冬の日本海、試験中に消息を絶ったロシア軍の肢闘・ドルフィン２機が日本の護衛艦の前に浮上、亡命の受け入れを求める。しかしいくら呼びかけても乗員は機体の外に姿を現さない。それはでき…

第一次世界大戦に勝利したドイツは戦勝の祝賀行事をしている最中に爆弾テロに遭う。 官憲の調査の結果、フランス製の手榴弾が犯行に使われた事が判明し命令を受けた情報将校のカウフマン大佐…

彩音が招かれた離島では、島の情報を統括するＡＩが、本土にサイバー攻撃を仕掛け独立する計画が進行中で―。 文字通り誰も予想しない結末に導く伝奇ＳＦミステリ。 お竜という奴はこうい…

202X年6月11日… 北朝鮮清津市にて大規模な爆発を衛生写真から確認。 202X年6月12日… アメリカ太平洋艦隊及び海上自衛隊が北朝鮮の情報収集の為、日本海に展開。 202X…

ジャマーに襲われた世界。ジャマーを倒せるのは機関銃娘と呼ばれる女の子になった機関銃だけだった。しかし機関銃娘が各国で孤軍奮闘するだけでは埒が明かないのは明白だったが、国家の利害や…

　先進主要国家間の秘密協定により生まれた、世界の均衡を保つ為の秘密組織『S.I.A（Secret Intelligence Agency.秘密諜報機関）』。それは、世界中のありと…

かつてこの世界で、最も発展したのは倉庫業だった。生き物以外ならなんだって、軍用品から日用品まで、全ての物体が電子的に移動する。その生活を支える莫大な基幹インフラは、イデア・エレベ…

「この魔法には、脆弱性がある。」 日本でバグハンターを生業としていた志位(しい) 十士(とうじ) は、気がつくと異世界、科学技術の代わりに魔法が高度にシステム化された世界にいた…

　新国王エドワード七世の戴冠式を前にした一九〇二年の七月末、ホームズとワトソンはホームズの兄マイクロフトの仲介で外務省に呼ばれ、ランズダウン外相と林董(ただす)日本公使から直々の…

２０２６年、ロシア連邦の南方、 戦場報道カメラマンの森谷タダシは、地獄を見ていた。 位置情報ナビにも無視されるような小さな村でも戦闘は続いていた。 異国の兵士達は、なぜか同じ国…

“ナチスの野望を阻止せよ” 連合国軍が大陸反攻作戦に失敗した世界。 ナチス・ドイツ第三帝国は戦力を立て直し、新兵器群を持ってソ連を下した。 戦局が連合国軍に対して大きく不利にな…

あらすじ 【１　新皇帝による宣言】 ある帝国の辺境地域を新皇帝が訪れて、王朝の交代を宣言し、平穏の維持と以後の協力を要請する。その地とは、太陽系第三惑星〝地球〟。新皇帝の名は……