「宗教 ミステリー」を含む小説

「私は呪われている」 　そう書き置きを残し、ある日突然恋人の香沙音は消えた。残された妊娠検査薬は陽性。ネットの検索記録には「自殺」。 　香沙音を捜すうちに明らかになる、陰織一族に…

これは、命を巡る物語。 ナゴヤのストリートミュージシャン、サブは、ある日、二人の“死なない少女”と出会う。 その日からサブは、腐敗した街で、ヤクザ、警察、政治家、新興宗教の教…

スナップ・ベンサム新聞社のジャック・レイリーは無法の国ラストルバリトで引き起こされる様々な事件の渦中に飛び込んで取材をする無謀な記者である。彼がそれを行う理由？　それは命がけのネ…

ある祓い屋の手記を小説風にまとめました。 あくまでフィクションですが、ちょっぴり怖いかも。 案件①。 まだ、その怪異の名を探している。 それはいいものか、悪いものか。 後ろ…

『世界が滅びてしまいそうです。助けてくれませんか』 一人暮らしをする男子高校生、神崎レイジのもとに届けられた手紙はそんな言葉から始まっていた。差出人は神崎イロハ、彼の妹からだった…

常に時代の最先端を行ってきた我が国日本。 若者は流行を追い、追いつき、追い越し、そしてたどり着く―― 時代を変える荒波は日本の中枢、国会をも巻き込みついに……！ ワンッ！　ワ…

「人々は神の存在を信じ、それに安らぎを求める。だがそれが故に、神は存在してはならない。全く、矛盾もいいところだ」 目が覚めると、僕の視界に飛び込んできたのは真っ白な天井。 少…

　Socialization Of Unlimitedness Protocol――<SOUP>の台頭により、ウェブ・ユビキタス時代が到来。完全リンクやAR/VRのブラウジングが…

別当光智（べっとうみつとも）には二つの顔があった。 学生専用の安アパートに住む貧乏学生としての顔と、巨額資金を動かし、企業買収を謀る投資家としての顔である。 実は、彼は香港の大実…

新興宗教『緑石の会』教祖である前園英二の父・裕貴が翡翠の短剣で刺殺された。被害者は肺ガンに冒され、余命残り一ヶ月と宣告されていた。手を下さずとも一ヶ月待てば死ぬと分かっている老人…

ごく平凡な主人公、坂城　翔。年齢は２５歳。フリーター。毎日が単調でつまらない生活を送っていたことに嫌気がさす。何かパッと面白いことが起きないかと。そんなとある日、目を覚ましたら自…

Ｂ県西部の山間部、根津村周辺では、奇祭と名高い「風祭」が毎年行われている。祭の最中に人が消えるという「風流し」の伝承が残るが、それは話の中だけのことだと思われていた。ところが昨年…

※現在、改稿作業中です！ 約１年強、更新しておりませんでしがが… 連載再開に向けて、作者自身１話から振り返りつつ、細かい箇所修正しております。 ～～～～～～～～～～～～～～～…