「一歩一歩」を含む小説

自らの国を救うため、恋した勇者とともに戦火の中に身を投じていた姫君、ジュリエッタ。 しかし敵国までも巻き込んだ『大災害』によってその命を落としてしまう。 次に目を覚ますと――ひげ…

「とにかく初期研修医頑張ってます」の続編。保谷先生は内科医になることを決意し、師匠の下で修業を続けることを選びました。 毎日の仕事は忙しく、時に落とし穴、時に驚くような出来事があ…

ここは自然発生するダンジョンから溢れ出てくるモンスターが闊歩する世界。 冒険者デビューしたばかりのバル・ナーズ。彼の持つスキルは攻撃でも防御でも支援でもなく、敵味方を問わない弱体…

図書呈瑞　亀が書物を負う図 水無月様の『画題で書き初めしてみませんか』に参加させていただきました。 謎語画題と呼ばれる絵のモチーフで小説を書くという企画です。 https://…

これは一念発起したダメなカメ《わたし》が、女優への階段を一歩一歩、駆け上がるサクセスストーリーと相成るはずです。〝演劇〟という未知の世界で、何が飛び出すことやら。 例え、ウサギが…

田舎町に住む主人公。 得意なものは、自己流の剣術だった。 彼は、その剣術を使い狩りをして暮らしていた。飲み食いには、全く困らないほどその点では豊かな土地だった。 しかし、田舎とい…

和年は日本一周を目指した 重いバックパックを背負って、一歩一歩前に進む

ある日、悪魔と聖女の中身と体が入れ替わってしまう。 元に戻る方法を探す彼らの前に隣国の聖女が現れた。 彼女は異世界から召喚された聖女で、自分の欲を満たすために入れ替わった二人を罠…

　小説「政治的未関心」の舞台、喫茶『じゃまあいいか』のマスターの渋川恭一の考えのエッセンスをまとめています。「政治的ー」は構成上、主人公の小笠原広海ら若者の群像劇。取り上げるテー…

「お願い、私の研究を手伝って！」 目的意識もなくなんとなく学院に通う日々を送るラルフとホッブはある日、同期生で学院一の美女と名高いエルフのクラエスフィーナに助けて欲しいと声をか…

少年が青年になるには、一歩一歩階段を上がるしか道はない。でも道は一つではない。それをどこかで感じてくれたら幸いです。

レジに、おにぎりとお茶のペットボトルを置き、尻ポケットから財布を取り出す。 「あと、33番ひとつ」 「合計、900円になります」 　財布から1000円札を抜き、店員に渡す。 「1…

明治初期のこと。疫病が蔓延した甲府にある大きなお屋敷のなか、商家の未亡人が義理の父母とともに寂しく暮らす。みながみな悪疫に明日をも知れぬ身空で日を送るなかに、不幸は一歩一歩忍び寄…

ある日突然、私は階段を上れなくなった。 周囲の声が私の邪魔をする。 そんな時、階段の上から友人が声を掛ける。 「早く教室行こうよ」 少しキツいその言葉に、私の足は動けない。 …

星野佳奈(ほしの かな)は、花咲月(はなさき るな)に恋をしている。月はいつも佳奈に優しくて、時折傍若無人で。それでも、そんな月に佳奈は強く惹かれていた。 たとえ不確かなものであ…

家では孤独、学校でも孤独。 しかし孤独なりに逞しく生きる五朗のもとに突如現れたのは、血の繋がらない妹、彩明。 二人は不器用に、しかし着実に一歩一歩兄妹としての共同生活を続けていく…

「高校に入っても一緒に漫画描こうって言ったのに、なんで？」──私はそれに答えられないでいる。空っぽの心のまま迷い込んだのは、魔女が営む喫茶店だった。 コバルト短編賞投稿作その○…

主人公の寺末文也-てらまつ ふみや-が叶わぬ恋に苦悩しながらも、一歩一歩人生の階段を上っていく様子を描いた等身大ラブコメディ

一年間の療養期間を経て、新たに高校へ通いだした翠葉。 小さいころから学校を休みがちだった翠葉は、人と一線引いて接する癖があった。 自分の身体にコンプレックスを抱え、人に迷惑をかけ…

微かな幼い記憶。 感情に揺れながらも一歩一歩前へと進む登場人物たち。 過去と現在を結ぶそして未来へと繋ぐ物語。