「虫」を含む小説

はらりと落ちた黒髪が視界を囲う。ジージーと、いつもはうるさい虫の声が遠のき、躍動する心臓が鬱陶しいほどに主張する。いつかのように密着した幼馴染の肌は燃えるように熱かった。 「い…

※注意！！　虫がダメなかたは速やかにブラバしてください(>_<)

人間、動物、虫 全ての生き物が消えた世界の「俺」の日記

電子書籍が主流になった今、活字の本は中毒性のあるものになっていた。 活字中毒に陥った人間は、アルコールや薬物と同じように禁断症状に悩まされる。 しかし死んだりはしない。 …

第四回こむら川小説大賞投稿作品です。 ※虫系の描写がありますので、耐性の無い方はご注意ください。 前半はホラー、後半はコメディ寄りの超能力者の日常を描いた物語です！

ドングリの中からにょっきりと出てきた白い虫。 ぼくはその虫と、ひと冬を過ごした。 そしてまた、出会った季節がシーソーのように戻ってくる。

チェコ出身の作家であるフランツ・カフカの「変身」のオマージュ掌編小説です。 最初に「変身」を読んだときのやるせなさを、ちょっとでも前向きなものにできればと思い、執筆しました。

第四回こむら川小説大賞投稿作品です。

こうくんは虫ばっかり好きだから、友達がいなくなっちゃうんだと思う。

ちょっとした習作。たぶん青春SFです。

星の名とも地域の名とも判然としないスカラボウルと呼ばれる土地では、クラック虫という破裂する虫が辺りをおおって、視界もままならなかった。しかしこのクラック虫と呼ばれる虫がエネルギー…

　杉の木に巣を巡らせ、他の虫とは異なる生存方法で呑気に生きてきた蜘蛛男爵。しかし、ある夏の日どうにもその生活が回らなくなってしまう。けれども、諦めること無く蜘蛛男爵は自ら行動し、…

　昔、昔、はるか昔、妖怪、物の怪、魔物が存在していた頃。 人々は、暗闇に潜む彼らを恐れ、畏怖していた。 そんな時代に奇妙な出来事から話は始まる。 　あるところに、名士の一族がい…

田舎中学生のゆかと幼馴染のさえが、農業を通して成長していく青春物語。 いろんな困難に立ち向かいながらも、虫の命の尊さや食べるものがある幸せなどを学んで成長していきます。 ※現在進…

一九五三年、舞台は架空の国クレイドルズ。 神と称するハーツ将軍の圧政に牙を剥く武族の男ライトニング。彼の窮地を手助けしたシグニは素性を明かし共闘を約束する。 ハーツを影で支える弟…

目を覚ましたら虫だらけの部屋の中。 凄くリアルな夢かゲームだと思い込み、虫に食い殺されるというデッドエンドを回避する為、この蟲地獄を生き残る決意を固める。 他の蟲達よりも少…

テンプレ転生だと思ったら、神様のミスで「1日1つ、何かに転生」を繰り返すことになった主人公。 生物、有機物、無機物。現実世界、ファンタジー。過去、未来。あらゆる世界のあらゆる概念…

こん↑ばん↓わ→。大阪在住社畜♂（25）です。 ……ちょお聞いてや。ぼくの今週のハイライト。 夏の夜長に道端をウロチョロしてる虫（通称G）、おるやん。 例によって例の如く月曜から…

未知のウイルス、菌によって世界中の虫たちは変化を遂げた。 変化した虫を蟲と呼んでいる。 人間はウイルスを利用し、自身を強化することに成功。 現代武器も使って戦っていく。

心の音が騒がしくなるのは、だいたいこの時間なんだ。