「短編 色」を含む小説

宇宙のキャプテン「ニア・アームストロング」は友人のストラテジスト「ザマミ」が惑星ティエスで消息を絶ったことを知る。彼は友人を救うべく相棒の「セシル・ゴンドウ」とともに宇宙船「アド…

女性のみが罹る、全身が色を失い白く染まる奇病・白色病。通称『白無垢』と呼ばれる罹患者は、その美しさから高値でやり取りされている。 そんな『白無垢』の売買を専門とする組織で、『白無…

中学の同窓会。 十五年ぶりに会ったかつてのクラスメイトたちは昔と変わらず楽しそうに騒いでいた。 しかし、そこに彼女の姿はない。 「私が救われなければ世界が救われる。それだけで十…

青は世界で最も好まれる色だと言います。 冷静でいたい時、自由になりたい時、悲しみを感じた時、そして、恋をした時。人は青を求めます。

高校一年生の泉武蔵は、何時も放課後に憧れの女性・菊池環のことを教室の窓から見続けていた。 そんなある日、見ていたことが環にバレ、武蔵は手を引かれてプールへと向かう。 夕方のプール…

コンテスト用の短編。 緋色の空ではない（真顔）。

フランス・アルプス山脈の麓にある平和な村、イゾラグ。 三十年に一度現れ『災厄』とも称される史上最悪の脅威に、かつて『英雄』と称された退役軍人が立ち上がる。

小鳥の囀りのような。川のせせらぎのような。母親の子守唄のような……。 そんな美しい歌声を持つ儚げな銀髪の少女と、その弟である白金色の髪が特徴的な姉思いの少年が、いろいろなんやかん…

西日の差す駅で死のうと決めた少女と、透明なヒーローの話。 即興小説リメイク作品（お題：綺麗なヒーロー 制限時間：30分） リメイク前初出　2020/03/31 この作品は（pi…

爽やかに始まり、読後はモヤモヤ。 　　*************************** 「ランドセルは何色がいいのかな？」 「入学までまだ一年あるわ。気が早い」 「でも、そ…

精神的に疲れてしまった医師は自分を少しずつ変えてくれる出会いをする。

彼らは突然あらわれた 彼らは地球上の生態系に異常をきたすわけでもなく、 ただ街を歩きまわるだけ。 その姿は海の生き物、ヒトデに近い形をしており、中央にクッキーに似た丸い形を…

イルミネーションに彩られる駅前で、彼女を待っている。 彼のポケットの中には、夜空色の箱に入った輝く指輪が入っていた。

自分に笑えなくなった時、世界から色が消えた時、あなたならどう自分を褒めてあげますか？

「すみれちゃんね、結婚して旦那さんと一緒にこっちに帰ってきたんだよ」 七年ぶりに帰省した故郷。 そこで春臣は幼馴染であるすみれの結婚を知る。 妹のように思っていた幼馴染。 今…

今年もこたつの季節になった。幼稚園から帰ってきた亮介は手も洗わずにこたつへ潜り込む。その先にはあたり一面の雪景色が。

後輩の熊五郎が七草粥を食わせてくれって言うもんだから、まぁ七草粥を作ってやってるんですが、あれこれ言い出して、もう七草粥じゃないものを作る羽目になってます。

色によって将来の仕事が決められるここは、円柱型の蜂の巣を催した色別世界。まだ何色にも染まっていない白い子どもたちは、色場見学を通じて将来自分の就くべき色業を探すのがこの世界の習わ…

雪が珍しい地域で初めての雪を目撃した少女はカメラを手にどこへ向かうのか？