「乗せて」を含む小説

創作BLワンライ＆ワンドロ！ 用に書いたＳＳで、お題は「こたつ」でした。

異世界のエトラント共和国に転移した俺（シュート）と妹の愛理（アイリーン）。 ある日、愛理は街で倒れてしまう。全身の倦怠感と発熱が続き、最悪の場合は死に至るテン病にかかっていた。 …

人類は太陽系外へ一気に進出させ、滅亡を乗り越えるため、人々を乗せた宇宙船を放つ。 それはまさにタンポポが、自分の胞子を風に任せて遠くに飛ばすように……。

バカというものはどこにでもいる。 それは楽しくバカ騒ぎをするような男子高校生だったり、好きな人にまっすぐぶち当たる野郎だったり。 そして、俺の近くにも同じようなバカがいて、こんな…

朝の満員電車。 嫌いな人込み。 それでも、駅のホームには優しい人がいた。 たった一言の感謝の為に…、私は米粒ほどの勇気を振り絞る。 紙とペンに思い　を乗せて。 KAC4　作品です…

隣の席の真冬さんは言葉をしゃべれない。そんな彼女はクラスでも浮いていた。 そんな彼女と密かに行っていた授業中の筆談。彼女の思いが紙とペンにこもっている。

不思議な現象も度々起こるとある私設図書館の地下書庫。 そこに入り浸っている少年を訪ねると、彼は大量の紙飛行機を製造していた。 しかしそれは普通の紙飛行機ではなくて……？ 今回は一…

少年は机に向かい、いつものようにペンを取る。 練り上げた言の葉を便箋に綴って……。 ※『カクヨム3周年記念選手権～Kakuyomu 3rd Anniversary Champi…

不安……いわゆる不安というのは根本的に恐怖である。本当の不安というのは絶望と同義だろう。そんなことはいい、これは構造的暴力に脅かされる不安の中で書かれたもので、「超現実」など微塵…

“世界を救うために必要なこととは一体なんなのか？” 『勇者』クリストファーはこの世界における最強の存在である。 人間界を侵略している魔族を倒すのが『勇者』の役目だ。 その役目を…

【速報】日本列島、異世界へ！ 　資源・食糧・法律etc……何もかもが足りない非常事態に、現代文明崩壊のタイムリミットは約1年！？そんな詰んじゃった状態の列島に差した一筋の光明――…

水晶で制御される「水晶式機械」と、それを修理する専門家、「水晶式機械修理技能士」という職業が存在する世界。 森本真希菜（もりもとまきな）は、水晶式機械修理技能士を目指していた少女…

　とある冬休みの朝、札幌、円山に住む少女、霧島千葉（きりしまちは）は、玄関の水槽で飼っていたゼニガメの失踪に気づきます。慌てて玄関を開けると、そこにはまあるい背中を向けて、前足で…

春の日差しの中、錆び付いたロードバイクは男を乗せて再び走り出した。 少し暗い話かもしれません。 拙作、流星と春の嵐から。 霧島望が過ごした日常の一ページ。 後日談（？）的な…

仏花井町に住む学生三人組。 甲斐慶一朗、犬養夢、貝塚辰雄。 町に伝わる怪獣の話をダシにして、だらだらと放課後を過ごしていた三人だったが。 ある日、文化祭で出し物しなければ廃部だと…

ある冬の日、少年と少女が、新幹線で一時を過ごす。文字にすればただ、それだけのお話。 誰かの琴線に触れたり、心に何か変化が生まれてくれたら幸いです。 2/3 誤字修正 2/5 誤…

日常と少しの葛藤を描きつつ、「悩む」とは何かという問いを、 小説・物語に乗せて考えてみたい、という想いをこめて。 当初のタイトルは『悩む人　Homo Patiens』（V. フ…

どういうわけかバス運転手になっていた主人公。 運転を続けているうちに幸福を求めた客が乗ってくる。 けれど、だんだんバスも乗せられなくなって……！ ↓前回の投稿↓ 『チョキン…

孤独を抱えた少年が、やさしさを筆に乗せてはこぶ、物語。 ※静かな物語ですが、ひとは死にます。