妹と一緒に転移してきた異世界。主人公は元の世界の農業知識を活かしてなんとか生活していた。そんな時、彼の大切な妹が病で倒れたという話が飛び込んでくる。治す為には必要な薬があるが手元にはない。主人公は、生きた心地のしない日々を過ごして薬を待つ。待ちに待った彼の元に届けられた知らせは、最悪の知らせだった──***ドキドキした。最後までドキドキした。結果は読んで是非確かめて欲しい。緊張感と主人公の焦り、サスペンスやアクションとは違った手に汗握る展開に、読み始めたら最後。そう、最後まで読まずにはいられない。
・短いながらも、異世界の情景が綺麗に書かれていました。・主人公のヒロインに対する想い、また助けたいという意思がひしひしと伝わってきます。・ちゃんと異世界に対するチートではないが、それに準ずる知識も書いてて良。・良い意味でも悪い意味でもタイトル通り。妹以外は犠牲にするくらいの勢いが欲しかった。・コンセプトである目覚め。その一点で考えると、ちょっと違うかも。そこは、もう少し捻ってほしかった。
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