「ディストピア」を含む小説

かつては「大国」であった某国。 だが、その国は、思いもよらぬ敗戦の結果、国連常任理事国の地位から転がり堕ち、多国籍軍による統治が行なわれる事になった。 民主憲法の公布。国の再建は…

戦争による気候変動の結果、人類は地下深くに生きる場所を求めつつも、地上への憧憬を忘れるほどには進化していなかった時代。かつて東京と呼ばれた廃墟の足下には、極左政権による独立国家が…

“考えるな、感じろ” 記憶喪失の少年の意識は、大砲をも止める力に溢れかつ優しい心を持った少女が呼び起こした。 結局人類は争いの本能を封じる事は出来なかった。 しかし、人類には…

オートメーション化、IT化がすすみ、人の負担は減っていく。 このままいけば、いずれすべては機械任せにできるだろう。 私がふとそんなことを考えていると、突然猫が喋りかけてきた。

タイムマシン、滅んだ地球……好きなものを詰め込みました。

ハヅキにいつも何かに巻き込まれるアリサ。ふたりは人類最後の砦と言われる研究所で、食料の研究をしていた。1週間も行方をくらましていたハヅキがアリサへ持ってきたものは仮想世界へ入れる…

終わりを待つだけの世界を舞台にて、僕らは出会った。彼の歌に魅せられ、ただ僕は彼と一緒にいたいだけだった。

人生代行業を開始してみたら、思いのほかお客さんが来た件について

令和２０年、和菓子で生計を立てている「僕」は、とある事情で近所の無人コンビニに出かける。そこで出会ったのは、ひそかに片思いをしていた「僕」のフィジカル・トレーナーで…… 「ぼ…

大多数の人間が、給液管を通した経口栄養液で「食事」するようになった未来。 「僕」は、旧様式を維持した生活をする人々を訪ねるが── Webコバルトの「ディストピア飯小説賞」最終選考…

産業革命から芽生えた科学文明は次世代へ次世代へと問題を先送りした末、21世紀末とうとう崩壊した。 しかし一世代をかけ、科学文明は復活した。 その復興前の数十年間を人々は「大崩壊後…

※鳥が死ぬ 人類が鳥類に支配された地球、彼らは鳥類に捧げる為の穀物栽培重労働を強いられ、飢えと粛清に苦しみ、怯えながら暮らしていた。そんな世界に鳥どもを焼き払い、焼き鳥にして捕食…

世界の終焉。 最大被災地から少し離れた地点に拠点を置く兵機革団B18分派は少女を救うべく任務に向かうが……。

二人の少女が「焼き鳥を食べる」という禁忌を犯す話です。

脳波で完璧な制御が可能となった「機械義体」が一般化された世界。 過去の事故で左半身を機械化された二ツ森巡査部長は署内で問題を起こし、機械体事件専門の捜査特課へと配属、事実上の左遷…

（なろうと同時掲載してます） 2019年の夏、ツーリング日和の日差しの中、札幌市内に大地震が起きた。 被災した町の中、ツーリング予定だった河原茂利は一人、違う世界の札幌に転移…

アップロードされた妖精と同じ宇宙を舞台にしたサイドノベルです。

資源や食料の不足が深刻化した近未来、口減らしのために人は88歳になると食料の配給を止められるようになった。そして世の中には「姥捨て」が横行しだす。 KAC20225参加作品　お題…

人口増加・資源の枯渇etc・・なんやかんやでやばいことになった未来の地球で生きる、２人の少女の一日一度の食事が始まる―

『本日のメニュー ・主食　サラサラマッシュポテト ・主菜　香るミート（遺伝子組み換えではない） ・副菜　サプリメント四粒 ・飲み物　蒸留したて水　』 　クソッたれ！ 　田舎から…