「＃だれの？」を含む小説

昭和30年代の尼崎、船が出る港でお互いの外見におけるコンプレックスを語り合い、キスをし合った少女たちの思い出を書いた掌編小説。 外国人の父に捨てられた秀子と、彼女の桃色の瞳に憧れ…

脈絡のない話ばかり。 どこかの世界のどこかの時代の、「わたし」と「だれか」の小さいおはなし。

その女がやってきて、ペネロペはすべてを失った。片田舎で見つかった、異世界からの渡り人・アンナ。彼女の力は聖乙女であったペネロペを遥かに上回るものであった。ゆえにペネロペは失脚し、…

たいくつな送別会の最中にふたりきりになった一瞬、塩原くんが言ったひと言で、わたしたちの未来がほんのすこしだけ軌道修正された。でも、なにが起きるわけでもない。さえないわたし。さえな…

一定金額まで国が払ってくれるおごり給付金。 おごり続けることで感謝されまくっていい気持ち。 でも、おごり給付金には落とし穴が……！？ ↓前回の投稿↓ 『そんなに僕は不快な存在…

ある冬の日、上鈴蘭花は十四年の人生の中で最も困惑していた。 理由は同じ委員会で後輩の淡雪おとめに告白……らしきものをされたからだ。 蘭花は自分がだれかの恋人になれないことを知って…

※この物語はゲームブック形式です。 指定されたページを目次から選んで、読み進めてください。 ページ順に読み続けても話が繋がっていません。 メモ用紙、鉛筆、消しゴムをご用意くださ…

舞台は京都、伏見稲荷大社。 連なる鳥居の先にあるもの。厭世の一歩の先、ほんの一歩。 津蔵坂あけびさん主催ホラーアンソロジー「アラヌモノ　選リスグリ、怪異、拾弐篇」収録作品。

とある女の痣にまつわる短編です。 痣って「やまいだれ」に「こころざし」って書くな、っていうのがとっかかりでできた小説です。その辺意識していただけるとちょっと面白いやもしれません…

俺の緊急事態が発生中なのだ、殺されてしまうかも知れない。 救出してくれる筈の二人は、しかしもっとヤバかった。 弊作品「だれすま」のサイドストーリーみたいな物です。

自称超平均的な男子高校生の普通が揺るがされていく。。。

　あんまり関係ないことをキャッチコピーに書いてすいません。でも気になるのです。豹は何を想って雪山を登ったのか。だれも説明した者はいないので、想像するしかありません。 　掌編集です…

貝殻を窓辺に置く麻里 父も母も、姉も彼も知らない女も 麻里はみんなに捨てられていく……

先輩が卒業する日、待ち合わせ場所にはだれも来なかった。好きな人がいなくなっても、季節はゆるやかに巡っていく。先輩の幻と過ごす一年間と、再会のおはなし。

ぼっちな女の子、和子（わこ）ちゃんと、憧れの橘先生に恋したお話。 誰にも秘密の想い。淡い恋心。 もどかしい気持ち。 優しい先生に急速に惹かれた和子ちゃん。 一途な想いを抱えてる。

剣を尊び武力を誇る国、レムニ。 この国ではだれもかれもが剣士を目指し切磋琢磨する。 そんな世界で人斬りの家に生れ落ちた青年は、剣を何よりも憎悪した。 悪を成し、全を斬る。そん…

有名人だれに似てると言われても えーとミッフィー そうバツクチの

校舎の端のトイレにはある噂が。 一体だれが使ったおむつなんだろう…