「(๑•̀ㅁ•́๑)電話じゃねぇ！！」を含む小説

ある日の夕暮れ、僕は父の友人から、彼の死を聞かされる。その犯人は白い帽子の男で、その名はケンドと言うらしい。父と共に超能力の研究をしていた。だが詳しいことは話してもらえなかった。…

ダイヤルを回してください。

「赤きてふは死にし屍を食いたるゆえ、名をしくひてふ、もしくはしじきてふと名付けき。」 年に一度、3月22日に、非業の死を遂げた平家のご落胤が、島民を祟って「御先様」となり、志々…

昭和72年、時代は高度経済なんちゃらとか言うらしい。僕は最近になってポケベルを持たされた。塾に行って帰るときに公衆電話から文字を打つ。最新家電とか言うやつはすごい。でも一番のお気…

2026年日本 祖母の迎えに車を運転した私は極度の疲労と眠気で車線を脱線して山中に落下。享年36 36年間は貧乳でAAAで細身の骨みたいな人間で女性ではなく男性面で視られて生きて…

「おお、生きてるぞ～」 顔を寄せた刑事が叫んだ。 その横で可不可が長い鼻を突き出していた。 ふたりの警察官に抱きかかえられて、棺桶からよろよろと立ち上がった。 掘り返された墓穴の…

J( 'ー`)し 急に思い出したんごねぇ…… 異世界のモブ憲兵さんが故郷に帰って。 その後に間飛ばして、また故郷に帰っただけの短編です。 小説家になろう様にも同文を投稿してい…

　自主企画、千文字タイムトライアルの作品サンプル。 https://kakuyomu.jp/user_events/16817330648523023779 　正直、あんまりアイ…

『２１時のローカルニュースです。最近、県内の一般家庭に中高年齢者層をターゲットにした若返りを謳う不審なチラシの投函が相次いでおり、実際にチラシに掲載された電話番号に連絡した高齢者…

小さいことでパニックになる私が彼氏の言動に救われる日々の備忘録

深夜に気になっている後輩から「今飲んでるから迎えに来て」と呼び出され、いそいそと車を飛ばして迎えに行く俺。タクシー代わりに使われるような都合のいい男だとはわかっているが、惚れた弱…

山藤秋は電話ボックスがあの世につながっていると知らなかった。 気がつくとこの世では死にあの世で転生していた。 名前は変わらず秋だし、顔も変わらない。でも、生きていく場所はあの世だ…

１９８０年代、「奥様パート募集」と言う言葉が新聞折り込み広告に溢れていた。それはネット社会になるほんの少し前で、電話での営業が盛んな時代。 そんな時代に武井マネージャーは営業会社…

ギャル女子高生の鏡峯めぐみは、友人の山村夕子とかれこれ半年以上も音信不通になっている。 山村は、身形こそ鏡峯同様の派手なギャルだが、周囲に対する気遣いを欠かさず、友情に篤い少女だ…

　僕は金崎大和（かなざきやまと）。少し寂しがり屋なだけの平凡な高校一年生。 　一つ隣の県に引っ越した可愛くて、優しい幼馴染の真山秋紗（まやまあきさ）は十年来の親友で、 　僕はその…

「お電話ありがとうございます。こちらは『貴方の戦場にドドンと炸裂。格安メガフレアサービス』になります。ご希望のコースと戦場をダイアルキーにてご入力ください。なお、この通話はサー…

別れた元恋人との思い出を振り返る男の話です。

昼食時に掛かってきた仕事の電話。 新宿中央署の刑事・高橋佐智子は空腹を我慢して捜査に乗り出すのだった。 この作品は、ハヤシダノリカズさんの自主企画 第二回【三つのお題で物語を…

携帯電話にデジタル回線がまだあった頃から、携帯にカメラが標準装備になった頃まで某ショップで店員していた時のお話。 個性的なお客様と同僚に囲まれて、楽しく仕事していた頃を思い出しな…