「どこの？」を含む小説

高校一年生の浅田・恵一は学校をさぼろうと、いつもとは反対方向の道を歩いていた。もうどこに行こうが構わない。死んでもかまわなかった。そして、彼は「名明町」という町にやってきた。そこ…

　一話完結型の短編詩。その集まり。 　思うに、詩とは感情で、情景で、嘆きで、幸せで、後悔で、懺悔で、それでも心響くもので、 　そんな詩を書けたらいいなと思っています。

ごく普通の、というわりにはどこか達観している高校生、藤堂彼方。 彼はこの世界が「日常に広告がねじ込まれる世界」だと気づいて以来、苦しみと疑問を感じ続けていた。 街を歩けば広告に巻…

執筆の合間に、気分転換で書きます。どこから読んでいただいても大丈夫です。暇つぶしのお供にどうぞ。 不定期更新です。

　花巻璃斗は血のつながらない義弟の真二郎と二人で暮らしている。両親は二年前に事故に遭って他界したため、大学を辞めて親の店である弁当屋を継いで、まだ小学生の真二郎を育てているが、そ…

シンプルな日記が書かれているという 小さな説、つまり小説です。 小説をどこまで短く面白くできるのか？ という、マジなのかアホアホなのかよくわからないことにトライしておりまする。 …

文明が荒廃しどこを見ても砂だらけの現代、人々はこの世にある無数の飛行機に望みを託し飛ぶ。 そんな世界で航空機に乗り、旅を続ける男3人を描いた冒険譚。 登場する機体、名前、各部名…

普通代表として生きてきたユウリは、中一の冬、親の転勤にともなってイギリスに引っ越す。同じ学校にいた一人の日本人の「奴」との出会いを通し、願っていた気持ちに出会えたユウリ。しかし、…

どこにでもいる高校生・遠岸蓮は、ある日、愛する妹・遠岸真耶とともに異世界へと転移してしまう。 彼らを転移させた謎の存在に告げられる。――「不安定な世界を救うため、貴方は他の世界…

どこかで誰かがやり取りするだけのショートショート

（この家に私の居場所は無いの？　仲良し家族と思っていたのは私だけだったの？　）　　 　４３歳にして家事手伝い。結婚も就職もアルバイトさえした事が無い葉月は家を出て自活する決心を…

　平々凡々でどこにでもいるような男子高校生、榎本彰（えのもとあきら）はその人生の中で一つの大きな勘違いをしていた。 　それは、彼の幼馴染である二宮凉夏（にのみやすずか）がツンデ…

時、場所、かたち、世界線……。 いつのどこの世も変わらない、愛し合う｢ふたり｣の物語たち。 甘い恋の花束を、受け取ってください。 ｢こんな『ふたり』が見たい！｣のリクエストもお…

　文化の根とともに成長した『とあるの国』は、5つの島からなるどこか遠い国。2つに分断されたこの国には2人の王が鎮座します。 　とある日、謎に包まれたとある人物は新聞を読み、大きな…

ある日悪役令嬢として乙女ゲームの中に転生した私。 普通なら破滅を避けたいところだが、私は正真正銘ドM。破滅の瞬間が最高のご褒美だと信じ、次々と悪事を重ねていく。 ……重ねていくの…

高校生活1年を何事もなく終え、日々目的も無く生活をする所謂陰キャボッチの柳橋克実。これといった特技も無く容姿は平凡、勉強は少しばかり出来るので進学における不安は無い。 　このまま…

【可能な限り毎日更新】 35歳引きこもり彼女いない歴イコール年齢、絶賛魔法使いの道を行く童貞の彼。 職業コンビニアルバイトのフリーター。 バイト中にコンビニ強盗に襲われて死んで…

欲しい、なんて物欲。 純粋な興味や推しへの愛なんて、どこかへいった。 今はただただ人が欲しがるものを手に入れるのが嬉しいの！

平成36年、4月。 どこにでもいる普通の女子高生、月峰カザネは突如謎のカードデッキを手に入れてしまう。 とりあえず落とし物として届けようと歩き始めた彼女の前に、黒いローブの人物が…

夕星（ゆうずつ）の淡き輝き消えぬよに犬と並んで息をひそめる／道照らす眩い光どこへ行く行く当てのない車の轍／水滴の一つ一つが光ならぼくらは立ち上がる雨の日に