「生きている」を含む小説

つくもの詩集です。 タイトルの由来はお察し(恥) 各話一編の構成です。 複眼＝対象をいろいろな見地から見ること 　　　昆虫の目の方の意味は有名ですね。 詩になっているのかさ…

ルルーリアはうさぎ獣人の国・ライラール王国の王女である。しかし、王女といっても王の実子ではない。前王の次男、つまり現王の弟を父に持つ姫だ。実父はもともとろくでもない人間だったが、…

高校生で受験生の羽倉崎悠里はぼっち。自身の皮肉屋で尊大な性格故に周囲から孤立しており、社会や理性に押し潰されそうになりながら生きている。

「虐め＝？」の続編 死んだはずの清水　拓也は見知らぬ声と目の前の死体、そして生きている理由を知り、己のしたいことをその“力”を利用し、実行する ※前作の内容を読むことをあまりお勧…

騎士アルタイルは希少かつ凶悪な魔物ペガサスを倒した翌日に妹を名乗る謎の少女アンドロと出会う。 アンドロいわく、16年前にアルタイルの父が倒したはずの魔王がなぜかまだ生きているのだ…

屋上で飛び降り、命を絶とうとした主人公、"湯澤　司"。しかし、気がつくとそこは、見知らぬ不気味な洞窟の中だった。そこで、記憶喪失の幽霊、"幽"　と出会う。 様々な場所へ飛ばされ…

　覇獣という獣がいる。 　それはこの世界における生態系の頂点である。遠くからも良く見える鮮やかな青の体毛がそのことを示している。その風貌は獅子を思わせる体躯に立派な翼が付いており…

スカートがひらめく。そのスカートが、目の前をずっと覆っているような気がして。時間をゆがめる、和三盆。 ここではない、どこかこの国によく似た場所。学生たちは私たちと同じような悩みを…

私には何もない。 名誉もお金も才能も頼れる家族も優しい友人も。 いつも死にたいと思う。 生きる事に意味を見出だせない。 でも生きている。 そんな女性の物語。

福島原発で、被災したのは、人間だけではなかった。飼い主さんと母犬と暮らすボーダーコリーのアルも、その中の薄なわれた多くの命の一つだった。避難しながらも、飼い主を探す物語。

　両親を亡くし、一人で生きているレベッカ。ある日、誰もいるはずのない森で一人の少女と出会う。セツと名乗る彼女と一緒に暮らしながら、レベッカは孤独を癒していく。

才能も無ければ努力もできないアラサー女の安恵。ただひたすらに楽しくも無い小説執筆で一日の余暇を過ごしいている。彼女の微かな希望の物語。

田中圭太は、大学生時代に公認会計士試験に合格した経理の達人。 中堅商社池田商事に入社し、その実力を発揮。 「田中圭太がいないと決算が出来ない、決算書が出来ない」とまでの評価を得る…

今更ですが、映画『君たちはどう生きるか』のちょっとした考察と感想です。 全て著者の妄想です。真実は一つもありません。 ですが、読んでいただけると当然ながら、かつ勝手に著者が喜ぶ…

王都の中心部の少しはずれ、小さなギルドで泣きそうな顔で生きている少年がいた。 12才で授かったのは『ドブ攫い』の少年アレス。周りから笑われ、煙たがられ、それでも毎日、ギルドで最…

ガリア大陸の三分の一を支配する大国ヴェルサイユ王国の第七王子ローラン・ド・ヴェルサイユは母親の身分が低かったために冷遇され宮廷ではその存在をほぼ黙殺されていた。 しかし、それでも…

池に落ちたら、前世の記憶を取り戻しました。 そうして分かったことは、今私が生きている世界は前世でプレイしていた乙女ゲームの世界だったこと。 そして転生したのはヒロインに攻略対象…

クラブのママを妻にもつ48歳の長瀬真也。その最愛の妻が病で4か月の命と余命宣告を受けた。生きている間にやっておきたいことがあるという妻に、真也は何でも協力すると約束する。ところが…

歩いてきた道をふと振り返る詩

美少女だが、惰眠を貪りゴロゴロすることを目標に生きている紫音。幼馴染の理玖は、そんな紫音に日々振り回されている。 そんなふたりの、中学三年の夏の日の出来事。