「玉」を含む小説

彼女と婚約解消をした夏のある日、僕はゴミ集積所に座り込んでいた少年を見つけた。 翌朝まだ同じ場所にいた少年を見かねて、僕は彼を部屋へ連れ帰った。 彼は言った。 「ボクを殺して」 …

書籍版『あやかし後宮の契約妃　もふもふたちを管理する簡単なお仕事です』 角川ビーンズ文庫様より7月30日発売 （詳しくは近況ノートへ） 本当の妃になってほしいという申し出を…

【完結しました】 高校三年生の俺――新海恭介（しんかいきょうすけ）は野球部のエースだったが、右腕の故障でボールを投げられなくなり、プロ野球選手になるという夢を絶たれた。 そんな…

ガラス玉越しに思い出す前世の記憶。 あぁ、ようやく思い出した。あなたの瞳は、あの女の子の瞳に似てるんだわ…… のちの作品につながる短編小説です。

ある日「僕」は、仮想現実世界で、一人の人と出会う。 その人との出会いと別れ、その後を描いた物語。 ---------------------------------------…

カクヨムSF研に参加したく、書き上げた新作掌編小説。 玉匣-たまくしげ- 　乙姫が浦島太郎に贈った箱 手放す孤独と引き換えに喪うものとは

水晶玉が語る前世の秘密。歴史風ファンタジー

　立てば麗人、座れば美玉、歩く姿は王子様。 　凛麗学園二年一組、学園の王子様、月宮鈴乃（つきみやすずの）。 　美しく、可憐で、儚げで、愛らしい容姿。 　それでいて誰にも分け隔て…

養父の薬代を稼ぐため、雑伎団を抜け出し宮女になった玉玲。ところが、あやかしを視る力が皇太子・幻耀の目に留まり、何故か妃としてあやかしだらけの北後宮で働くことに！　さらには皇位を巡…

高校一年生の棚田はある日、道端で怪しい占い師に声をかけられる。その占い師は「タダで済む」と言い、棚田にある結晶玉を渡す。その結晶玉はただの水晶ではなく、虹色に輝く結晶…。棚田は結…

ネットで囁かれる噂……死者と会話ができる少女……。 少女は如何にして死者と意志を交わすのか。 そして、その先に見えるのは果たして……。

ほぼノンフィクション。 この気持ちを恋と呼ぶには、もっと勇気が必要だった。 女子大生時代の記憶をもとにした、ソフトな百合エッセイです。

得るモノも、学びも、教訓も無い それでも、そのひと撞きの瞬間は存在し、九つの玉の行方を推し量る、確かに生きてる実感があった。 何にでもなれる背伸びしたオレたちのそばには、紙巻タ…

小学生の頃に夢が弾けた榊原秋博（さかきばら あきひろ）。 そんな彼は高校生の春。運命の再会を果たす。 これは夢を見ることを辞めた少年と夢を応援した少女が紡ぐ。 夢を追いかけるた…

ある日二人で平和に暮らしていた兄、優一と義妹、琴音は異世界に転移してしまう その世界はかつて二つに分かれており何かの拍子によって一つになってしまった。 気の力を使う世界と魔法の力…

国の守護聖獣に『王室の蒼(ロイヤル・ブルー)』と国を治める権利を賜ったアイオス皇家が治める国、ラングランス。 王都ルメスリージュにいた筈のユークレイスは、目覚めると第二の王都とも…

大好きだったあの人とのアオハルは、優しいばかりではありませんでした。 でも、彼を愛した事で知った喜び・彼を知った事で知った苦しみ。 もっと出来る事があったはずと後悔もあるけれ…

匠はあるとき猫を助けようと死にかけてから、不思議な玉を手に入れた。それは何でも願い事が叶う玉だった。 恋人金なんでも手に入れることができたのだが、なぜか厄介なこともやってくる。 …

中学二年生のとき、玉頼千璃は鬼人に襲われ、友人を殺される。そこで命を救ってくれたのは、ユースティア隊員・守貴茂之だった。 鬼人と戦う「精霊の力」は、18歳で目覚めるといわれてい…