「生きる」を含む小説

※最新2話は謝辞と記念SSです。 高校生になって初めての春休み。俺は付き合っていた彼女にフラれた。 それを機にカッコつけていた今までのスタイルを捨てて二年生からは地味に生きると決…

　KAC2021の六つめのお題「私と読者と仲間たち」にまつわる作品です。 　この作品は小説ではないのですが、かと言って創作論や評論でもないと思います。しいて言えば小説家さんと、…

KAC2021第六回のお題「私と読者と仲間たち」の投稿作品です。 永遠に生きるロボットのセオ。冒険小説家になったセオはいったいどんな冒険を書き記すのでしょうか？ 今回は彼女が主…

　世界が終わることを知った男。そして知らせた女。生きるとは、死とは、切なく悲しい二人を描いた恋愛小説

　何の因果か異世界に転移してしまった人々がいた。 　特に理由もなく、召喚されたものでもなく、勇者でも魔王でもない。死んでいないので帰りたいの帰還方法のアテもない。彼らは自分たちの…

前近代的な小国を襲った飢饉。それは少女の住む町も例外ではなかった。飢饉と町の住民から見捨てられ、父を母を、そして、幼い弟を失った少女。その少女に手を差し伸べ、生きる事を選ばせた女…

　エリックは全てを失った。 　家族、幼馴染、親友、そして――愛する人。 　全てを失ったエリックは、この世を生きる意味はないと絶望し、自殺する――。 　しかし、死んだはずなのに…

概念の「蝶」は世界を虚無で侵食する災害である。そんな中で生きる「俺」は何らかの「真実」を怖がっている。真実が何かはわからない、しかし真実は「俺」の何かを「明らかにしてしまう」。だ…

創作活動について、想起することを綴ります。主題の中心は「創造」であり、それはあくまでも「娯楽」とは何かを追究することです。

KAC2021第五回のお題「スマホ」の投稿作品です。 永遠に生きる僕とセオ。「スマホ」って何年後かにはまた別の機械に置き換わってると思いませんか？　でも携帯電話もそうだったけど…

　とある女子高生が運通事故にあって意識を取り戻すとそこは異世界だった。 　しかもやらかした悪役令嬢に転生憑依しており死刑目前。 「なんだこの無理ゲー」 　そんなわけで文学少女らし…

スマホを買ったことから始まった様々な出来事。 どれもショックな出来事であり、俺は入水自殺を図る――だけど…… 《注意事項》 　本作はフィクションであり、実際の人名・事件・団体と…

勇者じゃないなら、お前はパーティーに不要だ。 勘違いにより勇者として育てられたファルスは、実は勇者ではなかった。 魔王を倒すことだけを考えて生きてきたファルスは、生きる目的を失い…

一年前、特殊能力に目覚めた彼らは「超能力者」と呼ばれ、その存在が世界に認められた。彼らは口々に言う、流れ星に願い事をしたと。 彼ら「超能力者」を危険視する科学者達は、新たに「…

自殺死亡者の安楽死が認められた世界。 申し込みを受けてから実際に履行されるまでの1年間を、人は「最期の救済」と呼ぶ。1年間を持ってしても死への欲求を捨てられなかったものは、安楽死…

僕らは何のために生まれてきたのか、その答えは見つかるのか。 なぜ自殺していけないのかという問いに、感情を抜きにして答えられるだろうか

「この世界は腐ってる」 常日頃からそう思い続け、生きる意味を見出せない青年、一岡蒼亮。 親の死を周りに言われ、言い争いの末に自害をするが、罪を償うために転生する羽目になるのであっ…

KAC2021第四回のお題「ホラー」or「ミステリー」の「ホラー」投稿作品です。 永遠に生きる僕とセオ。永遠の時間を生きるということは、退屈との戦いである。未来ではホラー映画が…

真道の者として生まれ、かつては天堂山での修行に明け暮れていた男、太腥。 しかし、太腥は己の才能の無さに挫折し、天堂山から逃げ出した。 生きる目標も失っていた太腥であったが、村娘…

KAC2021 4回目お題「ホラー」or「ミステリー」参加作 木星の衛星カリストに駐留する外惑星連合軍所属のキバヤシ曹長は任務を終えて、行きつけのバーに向かいます。 そこで出会…