「GL（ガールズラブ、百合）」を含む小説

愛果は義理の妹 真奈果を体育館裏に呼び出し、あることに怒りだすのだが――

　その頃のあたしはまだ、この世に『絶対に叶わない恋』があるなんて、考えたこともなかった。 　神様には会ったことはないけれど、この世の何処かには居るんだろうなんて、ぼんやりと考えて…

実家を出て東京で暮らす浜映子は、一人きりで誰にも心を開かない毎日を過ごしていた。そんな映子は前触れもなく、三歳年下の女子大生・神宮寺由美と出会う。「私は由美が好きだけど、どうすれ…

二千十八年、一月七日、日曜日、午前十時。 　二十歳になって初めての一人で行った初詣の帰り道、私は人生初めてのナンパというものを経験した。 　それも特異なことに、ナンパをしてきた方…

勉強以外わりとどうでもいいと考える氷雨と全てのことがどうでもいいと考える白雪、幼馴染の二人は昔から互いに踏み込んではいけない──踏み込ませてはいけないラインを設定していた。 それ…

｢あなたが彼氏だったらいいのに。｣ それを言われたら私は何にもなれなくなってしまう。

あなたに伝えたいことがあるから、聞いてほしい。 流れる星に3回唱えるほどあなたの事が

あなたが誕生日プレゼントにくれたのは香水だった。 何年経った後も、それが私の香りになるなんて知らなかったでしょう。 ただずっと、あなたのことも、あなたに恋をしていた私のことも忘れ…

いつまでもあなたに苦しめられている。 もう終わった恋に。 可愛いあなたに。

創作百合の小さな詩です。 さくっと読めます。

1960年代。 アメリカ・キングスポート。 東海岸の港町に、エネルギーを食べて神に捧げる一族がひっそり住み着いていた。 最も多くを捧げた者は天の国へ連れて行かれる。 一族の少女…

Twitter企画【殺伐感情戦線】で書いた短編置場です。 参加するときは お題を見る（知る）→話を考える→書く→投稿、 までを、１時間程度を目標に書いてます。 そう、これは即…

「付き合ってあげる。君が、私の夢を叶えてくれたら！」

帰りのバスで、隣同士。貴女はなんにも知らないままでいて欲しい。 ──────────── 【他掲載先　※敬称略】 ─ 【文学賞参加実績】 カクヨムWeb小説短編賞202…

八月十日 私の十六歳の誕生日に、祖母が自殺した。 私に読んで欲しいと祖母が残した一冊の日記。 そこには祖母と一人の女性の悲しき恋が綴られていた……。 ※縦組み推奨

私、橘悠里は幸せ者。学校は楽しいし、友達もいるし、親友って呼べる子だっている。それと何より大好きな二人のお姉ちゃんがいるから。 　一人は美奈お姉ちゃん、スポーツが得意でかっこいい…

プリンセスを虐めた家族の次女である『あたし』を死刑にしたのは血の繋がらない義妹（プリンセス）。しかし、世界が一巡したことによって義妹を虐め始める前の時間に『あたし』は戻っていた。…

私の中学生の頃のあだ名は金髪ビッチ…… 中学時代のクラスメイトを見返すために私は猛勉強した。 そしてとある女子高に入学した私は、清楚でおしとやかな優等生を演じていたが…… …

生活サイクルが夜型の大学院生、塔山うららは、ある真夜中の研究棟、刃物を持った女性と出くわします。 不審者と思われたその女性は、うららと同じく夜型生活の大学院生、鳥見川 氷彗でした…

女の子同士の間で飛び交う重たい愛は好きですか？ 自分の中の黒い感情を制御できないヤンデレちゃんに普通の女の子がめちゃくちゃに愛されてしまう短編百合小説です！