「＃同性愛」を含む小説

「持って帰る？」 私はその言葉に首を振った。 だが、その時持って帰っていれば、この薔薇は死ななかっただろうか。 (表題作:冬の薔薇は死んだ) 他、思索に耽りたい時に読む短編集。

現在高校一年生の田辺咲良(たなべ さくら)は「自分がレズビアンである」ということを誰にも気づかれないように隠して学校生活を送っていた。 このまま何事もなく卒業までいくと思っていた…

外伝シリーズ第二弾。 第一作「天使は瞳を閉じて」から十年後……。 ヴィヴィアンの魂を救う為、ハデスに課された十三の苦役をローレンスはこなしていた。 最後の苦役は「見習いの教育」。…

かつて、私は恋をしていた。 学生時代の淡い想いを胸に秘め、 思い出をなぞるような二人の短編連作。 ※2014.12.09発行　無配作品（サイト掲載作） ※メインは異性愛ですが、…

本棚の整理をしていると、３年前に書いた日記が出てきた。 心の中身をそのまま書き写したような、重苦しく生々しい日記だった。 ……当時の自分は本当にどうにかしていました。でも今とな…

高校2年の夏 幼馴染からの相談された内容は僕を困惑させた 恋愛経験未熟な彼女の為だ 幼馴染の僕がひと肌脱いでやろう―― 初投稿になります、短編小説です

　高校2年の春、事故により記憶喪失になった百川翠は周囲に溶け込めず孤独な日々を送っていた。 　偶然かつての親友、紫咲アイと再会するも互いの記憶のずれが日に日にストレスをためていく…

幼稚園の頃は優しくてかっこよくて面白い男の子に夢中だった。 小学生は皆バカばっかりで、中学高校大学と女子校に行ってしまったせいか周りには女の子しかいなかった。 ずっと思い続けてい…

お互いがお互いを想ってる。だからなにも言えない。男女の恋の事情を描く短編。

サー・トーマスとして書いた「あいつ」シリーズからの一話です。年下の美しい後輩・林太郎（りん）との邂逅。小説家への夢。恋心を告白できないもどかしさ。そんなXmasの夜、二人はディー…

男性間恋愛を社内に描いた物語り。 同性恋愛ゼロのNが夢に翻弄され、上司への思いを膨らませていく。

男性でありながら、男性しか愛せない笹倉伊織の前に現れた女性、相川詩乃。同性愛者である伊織に対する家族や友人からの重圧と偏見に押しつぶされそうに生きる伊織に詩乃は１つの提案を持ちか…

当作品はあえて、登場人物の名前や容姿は表現しておりません。 (※少々同性愛(BL)寄りです)

会えないと感じられないのは、直接触れ合うぬくもり、そして香り。 関西弁乙女脳わんこ系男子・リョウとクーデレ塩対応男子・アヤ。 交際に対する価値観やスタンスがまるで真逆なものの、 …

四つの性別がある星に生まれたハパラは同じ性別のトゥワルに恋をした。しかしその星で同じ性別の者と結ばれると差別されてしまう。共に生きることを望む二人は誰と誰が愛し合おうと自由な星、…

この小説は、予めテーマや時代、登場人物などの設定を一切決めずに、相手の書いた内容を読んで、次のストーリーを膨らませていくというやり方で、二人の中年男性が、平成二十九年十二月から約…

時は2001年の初秋、関東北進会系暴力団の組員・北原修司は、十年間の服役を経て再び社会に舞い戻る。だが修司が新たに目にしたそれは、服役中に執行された“暴力団新法”により疲弊した…

無性愛者という回答に辿り着くまでに、随分と無駄な回り道をしてしまった、自分の物語。 小学生の初恋。 高校のセフレ。 大学の同性の恋人。 職場の後輩な旦那。 全部全部が、虚しか…

主人公ユウキは、どう見ても女の子にしか見えない。でも男の子。ずっとその外見に悩み続けてきたが、大学入学で一人上京したことをきっかけに女の子の姿で生きていくことを決意する。その日か…