「祈り」を含む小説

「ある日」、世界は変わった。 宇宙人、妖怪、異次元人――多様性では済まされない条理を越えた存在が、多数表舞台に現れる様になり、世界は混沌の渦に包まれた。 その混沌から世界を救うた…

その星は瘴気に呑まれ、滅びつつある。 少女、咲は、星を救う為に天から降臨した薬師を導き、信じ、願い、祈り続ける。 物言わぬ薬師はその狂信に何を思う…。 ※pixivでも投稿しま…

拙作『たのしい西洋史学』より抜粋し、軽微な修正を加えたものです。 https://kakuyomu.jp/works/16816700426230974751

私を助けてもくれない神様ってどんな人なんですか？ えっとね、誰かの幸せを祈ってる人だよ。　

その『魔女』と出逢い、この魂を焦がされた日のことは今でも鮮明に覚えている。 出逢ったことが正しかったのか、それは分からないけれども。 彼女と居られる時間は、あまりに尊く、あまりに…

ここはオボロ駅。誰もが知っているけど、知ることが難しい場所。この場所で二人の幼馴染は再会する。友達だった二人の距離は次第に近くなっていく。しかし、二人は互いに秘密を隠していた。そ…

東京の片隅に建つ金剛寺で、日々祖父のもとで修行を受ける空色真魚(中学三年生、彼女なし)は、やりたいことと現実の間で板挟みの日々を送っていた。 そんなある日、いつものように仏様に…

「俺の愛する女性を虐げたお前に、生きる道などない！　死んで贖え」 　これが婚約者にもらった最後の言葉でした。 　ジュベール国王太子アンドリューの婚約者、フォンテーヌ公爵令嬢コン…

自主企画「同題異話・九月号　　砂漠渡りと長月」参加 厄災が奪った命と奪わなかった命。選別に理由はなく、ただ結果が横たわる。生きていることが淋しい日には祈りのうちに、つないだ手だけ…

　「衛星レーザー粛清システムが暴走し、審判の時が訪れました。　国民の皆様、祈りましょう。」　 　突如暴走した衛星レーザー粛清システム、高校生の中山は、生き延びることが出来るのか…

　もとはとある「おやすみ」をお題にした短編コンテスト用に書いた、超短編のサイコホラーです。 〈あらすじ〉を書くまでもなく短いのですがｗ、すやすやと眠る少女達の心の平穏を祈り、〝…

夏が終わる。 夏休みに帰省してきた少女と、自分を「狐」だと名乗る奇妙な女の、とある一日が過ぎていく。 これは優しい、祈りの物語。

2021年中頃、世界は未だ渾沌の中にあった。どことは言えない国の、何とは言えない祭り。何とは言えない人類の脅威、何とは言えない神を穢すものたち……。 しかしもっと悍ましいものがあ…

まず最初に、交流相手の方の言葉がありました。 これを書くにあたり、そこからひらめきをいただけましたm(_ _)m ですから、その方に感謝を。 そして、作品を生み出す努力をされ…

「新子友花よ――。我ジャンヌに信心する気持ち。我はありがたく頂戴しているぞ」 　ふふっ 　ジャンヌ・ダルクは、また少し微笑みをこぼした。 　そして、彼女は新子友花…

手先も人間関係も不器用なオタク。好きになるのは、名前もないモブキャラ。グッズ化などするはずもなく、自分の力で生み出さねば……。文章も手芸の才能、何も無い。 ただ神である公式に祈…

　 広大なルチモニア王国の端っこに建設されたとある孤児院。 ルチモニア王国の三大貴族、ムーラオ家 その三男であるムーラン・ムーラオが運営する王国唯一の孤児院だ そんなムーラ…

カクヨムでお世話になっているあいるさんの応援です。 近くで応援することができないのでせめて。 自主企画だとコントロールが難しいかもしれないと思いましたので、 もし協調してくださる…

始まりの物語。