【恋愛編】んもー!! 新子友花はいつも元気なんだからさ……、あたしのことをお前って言うなーー!!!
橙ともん
第六章 恋愛編を開始するために――
第51話 キャラクター紹介
『新子友花』のラノベ、ついに50話を越えました。
たまにですけれど、応援メッセージ等々を受け取って本当に嬉しく思い、同時に励みにもなっております。
さて、【恋愛編】を開始するにあたり、登場人物を整理してみようと思いました。
作者はね……、まさか……ジャンヌ・ダルクを登場させるなんて夢にも思っていなかったのです。
『救国の聖女』なんて呼ばれて、でも最後は悲運に命をつきたジャンヌ・ダルク――
その彼女と、歳同じくらいの新子友花達とをコントラストさせてみることで、学園ラブコメを象徴的で際立たせることができるのではないか……?
……とまあ、これが作者の意図です。
では、さっそく――
【ジャンヌ・ダルク】
別に清楚な衣装でもなく、甲冑を纏っているでもなく。戦火の英雄ジャンヌ・ダルクとは、その姿から見て想像できないくらいの……、そのごく普通の中世の服だ。
――何というか。
普通と書かれても読者からすれば、普通って? 中世でって? そう思うのが率直な感想だと思う。
……見た目は、どこか御嬢様学校の制服っぽい。セーラー服のようではなくて、修道士のようなシスターのような、つまり服とスカートが一緒になっている服である。
生地はかなり普通だ。……いや失敬!
決して、ごく『普通』の乙女の普段着ファッション――例えるならば[ユニクロ・ファッション]の一般的な季節物ファッションですかな?
余計に分かりませんか……?
美人薄命――
という言葉が、本当にふさわしいジャンヌ・ダルク。
薄い栗色ではなく、かといって新子友花のような金髪ヘアーでもない。
例えるならば……、彼女の故郷ドンレミで飼いならされていた羊達が、朝の日の光に照れさていたかのように淡い……薄い金色に光輝いているかのような髪の毛の色である。
神々しいと称せる――
かといって、髪自体が光り輝いているわけではなくて……。
聖人ジャンヌ・ダルクさまの像の台座まで伸びているそれは、その数本が、台座に座る彼女の膝下まで伸びる。
前髪に掛からないようにと……、橙色の髪留めを両耳の上で留めているヘアースタイルが、とても印象的である。
その時のままに、今も美しい聖女――
【子供ヴァージョン】
聖ジャンヌ・ブレアル学園内で、蜜柑等の果物を生徒達に売りさばいている女の子。
見た目はどう見ても……小学生である。
なのだけれど、その容姿というのは――西洋のこれもまた中世の女の子が着ていそうなドレスアップ。
色は派手ではなくて、普段着のような装いである。
とても、子供ヴァージョンにはお似合いのファッションである。
勿論、ジャンヌ・ダルクの幼少期の姿の女の子である――
ドンレミの頃の姿がどういうものであったかは……分からないけれど。
どこまでも、無邪気でアクティブな女の子として表現することが、ジャンヌ・ダルクに対しての作者からの“お礼”だと思っている――
【
別に脱色していません! 地毛です!! という金色の髪の毛が、ふわふわっとした感じで背中の腰の辺りまで伸びている。
前髪も、ゆらゆらっとした感じ。自然体で眉下まで伸びている。風が吹くと、全体的に神話に出てくるメデューサのあんな感じ(どんな感じだ?)と流れる。
ここ聖ジャンヌ・ブレアル学園は、府内有数の進学校として有名である。
……けれど、彼女の成績は先生からの問題に対して、全然わかりません。……とキッパリと言ったようにダメダメなのである。
スーパーで買ってきた握り寿司セットの中に、この菊の飾り付けいらないよね? とまでは言わないけれど。
ねえねえ? このネタの名前って? わかんな~い。という寿司ネタの部類に入っている……つまり、中トロやエビは有名だけど――彼女はそうじゃないってことを分かってもらおうと…………
口癖は『んもー!!』や『あたしのことを、お前って言うな!』である。
【
これも、別に脱色していません。俺地毛です。という感じの茶色い髪の毛、センター分けで短髪である。
彼は聖ジャンヌ・ブレアル学園で、成績はトップクラスの実力の持ち主である。テストの度に張り出されるランキングで、常に上位に名前が書かれている優等生? である(成績だけはだけど……)。
だから、想像すれば分かるけれど、彼に注目している女子生徒はもちろん多い。
『キャ~! キャ~!!』ってな感じで、パニック映画に出てくる若手女優じゃないけれど、学園中の話題の人物であることは事実で――
放課後――
友達から背中を押されて『あっ、忍海君。偶然だね……』と、見せ掛け~ての告白タイム。
しかし、
「俺、今部活で忙しいから、でも、気持ちは受け取っておくよ」
自分を好きになってくれた女子生徒に対して、そっけないそぶりをして……どこかへ行く。
コンビニの棚に必ず置いてあるエスプレッソのコーヒー。
それが、たまに20円引きしているのを偶然発見して、『あっ! 今日の私ついてる!!』という感じの男子である(だから、どんな感じだ?)。
――冷たい応対をしても何故かポジティブに受け止められてしまう男子。
作者から見ても羨ましい存在なのが、忍海勇太という生徒なのである。
ちなみに……、新子友花のことを『お前』呼ばわりする。
その理由は――
【
担当科目は現代文、つまり国語教師である。
性格は温厚で優しくて、見た目は物静かだけれど――先生としての責任感はしっかりと持っていて、生徒には一定の距離感で是々非々で接する。
髪は勿論のこと――桜色である。
清潔で謙虚さを演出するために[ユニクロ]のファッションを、とても好んで愛用している。
優しい先生――誰からも愛される教師とは彼女のことなのだろう……。
って、思っていたらね……。文化祭のバトルを覚えていますか?
あれを企画したのが、学園で生徒時代の先生でしたね……。
いじめられっ子だったために、学園の図書室で読書をして時間をつぶしていたことが、結果的に彼女を国語教師の道へと進ませることになった。
その気持ちは、心の中に秘めてある反骨精神だ!
たまに見せる癖、顎に人差し指を当てる姿が印象的――
隠れキャラ的なセリフ『んもーん!!』が聞けたら幸いだね。
【
誰もが思い描く、典型的な御嬢様の容姿、そして性格である。
黒髪のストレートヘアが背中のお尻の上くらいまで、まっすぐと伸びていて、前髪はというと、眉下でこれもキッチリと綺麗に揃えている。
どうしてそんなに姿勢良く歩けるの?
というくらいに背筋を正して……わかりやすく例えれば、歩くカジュアルな日本人形のような感じの御嬢様である。
どういう育った環境での御嬢様なのかは、
生徒会選挙で生徒会長として立候補して、見事に当選した。
たった一期の人気ではあるけれど、彼女の公約は学園内の『バリアフリー』の完備だ。
その公約、ようやく……、実現できる段階へとなってきた。
【
新子友花とはご近所の仲。幼稚園から初等部中等部もずっと一緒で、クラスもずっと同じであった。
髪はしののめ色ではなくて、濃い赤茶系のショートヘアーである。
背丈は新子友花より少しだけ高い。
まあ、新子友花が小柄だから、全体的に見れば背丈は低い方であることに変わりはないのだけれど……。
性格はこの通りで馴れ馴れしく……もとい、親しく相手に接する。
明るくてアクティブな女の子である。
なお、聖ジャンヌ・ブレアル学園では新子友花とはクラスは違う。
【
フランス人で、聖ジャンヌ・ブレアル学園に転校して来た17歳である。
新城という苗字は……実は偽名で、ジャンヌ・ダルクという名前は、聖人さまと同姓同名。
髪の毛は肩上までのショートヘアーである。
その髪の色は金髪。なんか主役と被っているけれど。ここは欧州の文化を立てて行こうか。
なんだか、これがフランス人の女の子なのか? って思うような口調と気持ちが、言葉によく出ている。
本人は全く自覚ないけれど、日本語は達者なようで……でも、少しおかしいよね?
背丈は神殿愛と同じくらいである――
性格はというと、凸凹の出ている方だろう。
続く
この物語は、ジャンヌ・ダルクのエピソードを参考にしたフィクションです。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます