概要
新子友花と忍海勇太、学園ラブコメまっしぐらなラノベです!!
「新子友花よ――。我ジャンヌに信心する気持ち。我はありがたく頂戴しているぞ」
ふふっ
ジャンヌ・ダルクは、また少し微笑みをこぼした。
そして、彼女は新子友花のさっきまで座っていた長椅子の、最前列の席を見つめながら、
「今までも、いつもいつもだ。こんなにも文明が発展した時代になっても、後進的な祈りという作法で我を思い……我を慕ってくれていることに…………本当に感謝している」
と言い残して消えて行った――
嬉しいぞ!! はるか時を越えても、こうして我を思うお前がいることにな。
我は幸せなのだろうな……たぶんかな??
こんなことを、聖人たるものが言ってもいけないか……。
でもな、いつもいつも……お前を見ていて、今日は言いたくなったんだ。
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