砂漠渡りと長月

作者 錦魚葉椿

18

7人が評価しました

★で称える

レビューを書く

★★★ Excellent!!!

突然砂漠の町が消滅する厄災から、唯一生き残った少年は、成長し、とある国に仕えていた。ある日、彼に好意を示していた王女のあるニュースが入ってくる。
砂漠に上で暮らす人々の受難とロマンスを描いた作品。人物の造形と心情描写が見事です。
サバイバーズギフトを背負ってしまった主人公の心を丹念に描きつつ、愛の行方にもドキドキさせられます。どうなるんだと固唾を飲みながら、そのラスト見届けてください。

★★★ Excellent!!!

 幸せを受け入れることの出来ない男とそんな男との幸せを望み続けた女性の話。
 愛する女性は強いなと思うお話であり、人との結び付きを感じることで人は安心して生きられるのだと感じさせてくれるお話でもあります。
 生きながらに死んでいる幽霊のような男を強引にでもこの世に結びつける想いの強さと行動力。行き当たりばったりではなく周囲も自分も望む展開にもっていく手腕。あっという間にザフィーラ様のファンになりました。
 安心して生きられるの居場所を見つけたヤミルの気を許した様子が可愛らしく、ザフィーラ様はこれが見たかったのかなと。
 二人仲良く寄り添って、末長く幸せになってもらいたいです。