「席」を含む小説

皇太子をストーカーして罪人となった黒魔道士✖情熱ワンコ系スナイパー。永遠に噛み合いそうにない二人の恋のベクトルが、酒の席でfightする！

　桜並木の色が薄れかけた、高校二年の春。 　少年、尾岸は初めましての隣の席の少女、明日焚さんの魅力に耐えかねて思わず言葉をこぼしてしまう。 　次第に赤く染まっていく茹でた甲殻類…

『くろわわ、わわわわ、わわわわわ～。クロワッサン系VTuber、黒和わわで～す！』 VTuber好きな高校生、舞原麦也は、事務所「ぱんどらぶれっど」に所属するクロワッサン系VTu…

　豊延警察署で働く的場は通報を受け、同じ市内にある豊延市立天縣高等学校という公立学校へ捜査に向かった。ここは的場の母校であり、前職の教師時代を過ごした場所でもあり、そしてなにより…

「異世界から来ました。伊瀬海人です」 　梅雨頃、とある中学校に現れた転校生・伊瀬海人はいきなりそうあいさつした。 　そして海人は主人公・伊瀬美波に対し、隣の席に着くなり、［君は…

世界に魔法が発展した世界－－ 人々は魔法を使える人間を進化した人類として呼称される"進"人類が、魔法を使えない新人類を排斥。 日本の東西が分断され、それぞれが独立した国となった。…

大学2年の夏休み、僕は1人田舎に住む祖母のところへ帰省していた。夕食の席で祖母はこう言った。 「布団に入ったら何も考えず寝付くこと。間違っても手足なんて出したらいけないよ。出した…

混雑するファミレスを訪れると、珍しくテーブル席に案内された。

　夜会の席で突如婚約者の王太子から婚約破棄を告げられてしまうレヴィア 　更に、自領に帰る道中、賊に襲われる殺されかける。 　その時、悪魔が取り引きを持ちかける…… 　幽霊侍…

私は、打ち上げ花火を見たことがない。 そんな話をきっかけに、隣の席の榊君と親しくなった。 そして夏休みになる。 お題は打ち上げ花火。 別サイトにも重複投稿中

45歳バツイチの結城啓太は帰宅時の電車の中で、体調が悪そうな美女に席を譲った。その美女は結城と同じ駅で降りたが、タクシー乗り場でうずくまってしまう。結城は見捨てておけず、車でその…

俺が行きつけの弁当屋に行くと、待って座っている奴らは過去の自分。 しかし一番向こうの席に座っているのは、見てられないくらいひどい見た目をした宇宙人だった あれは俺なのか？ 弁当屋…

　ごく一般的な普通の家族を持っている「私」は、いつもの医者が勧めてくる「ドナー登録」について詳しい説明を求めました。彼は家族の為だけでなく、広く社会の為に役に立つ生き方だと思い、…

　僕は爺ちゃんが苦手だ。だって会う度毎に説教してくるんだもの。 　おかげで帰省の時は毎回気が重い。 　 　爺ちゃんの家に向かう途中の道で、父ちゃんに爺ちゃんをヨイショしてみろ、と…

学校帰りに寄ったスーパーで、会計に窮する幼女を助けた幕張琴樹は、なぜか幼女の自宅へと連行された。言葉巧みにスマホを人質にとられたから仕方なく。――「どうぞっ、おあがりくださいっ」…

　それは始業式。夏休みの思い出の絵を、提出するときに起こった。 　福永鈴花の隣の席、前川進ノ介が、突然彼女の絵に水筒の水をかけ、破りはじめたのだ。 　驚くクラスメイト達が止めよ…

セシリア視点で語られるカッコイイ男たちの物語。短編全８話（１話２,０００字以下/全１１,０００文字程）。婚約破棄された伯爵令嬢セシリア、異才の軍師ダリル、奇行の王太子ブラッド、土…

とあるパーティーの席でのこと。 『アナスタシア・フレア。この場を借りて、グルー・マルクは貴方への婚約破棄を申し入れる！』 公衆の面前で、アナスタシアは婚約者であるグルーに婚…

「恋人にしたい人と結婚したい人とは別だよね？」 セシリエの婚約者、イアーゴはそう言った。 少し離れた後ろの席で、婚約者にその台詞を聞かれているとも知らずに。 ※…

　彼の部屋の窓を開けると、そこには、二人の男の子が座っていた。 　毎日ベランダで過ごして、おもちゃと小説があれば、ご飯もいらないのだと言う二人。 　大学生にしては妙に大人びた彼と…