ワンコ系スナイパーはストーカー系女黒魔道士を溺愛する
みかみ
一話完結
頬を赤く染めながら、親友のアスベルが俺に告白する。
「サーガ。僕は恋をした」
「し、知ってる」
「知ってたのか!」
俺は、「知ってたさ!」と答えた。ちょっと苛立ち気味のキツめの口調で。
アスベルは、
「アーチャーのミリカでも、白魔道士のリンでも、剣士のルシアンヌでも、聖女のマリアでもないんだけど!?」
「知ってるっつってんだろ! よりにもよってヴィオレッタなんだよな!」
苛立ちを通り越して、俺は腹を立てた。
―― 恋バナなんかしてる場合か! ここをどこだと思ってやがる!
「変態女に惚れてるのは分ったから、戦ってくれよ頼むから!」
俺は巨人タイプのアンデッドを大剣で押し返しながら叫んだ。
だって今は戦闘の真っ最中だからね! 死にたくなきゃ魔物をやっつけないとね! ね! スナイパー(上級弓兵)のアスベル君!
★
ヴィオレッタは、アスベルや俺と同時期に、ここ『
そんな超絶美人が、魔物が大量に発生する『魔物の森』に接している地獄のような戦地にやってきたわけだから、男どもが放っておくはずが無い。
しかし、初日こそ男まみれになっていたヴィオレッタだったが、翌日にはまったく男が寄り付かなくなった。
配属されて二カ月が経過した今ではむしろ、成人男性だけに効く忌避剤か何かを全身にぶっかけてるんじゃないかと思えるほど、男どもに避けられている。それは何故か。
ヴィオレッタが変態だからだ。
ヴィオレッタは、皇太子をストーキングした罪で、このベルーナ国最悪最恐の戦場である『北砦』に放り込まれて来た罪人だった。
『北砦』で働く戦士には、一般家庭が一月に稼ぐ半分程度の金額が、危険手当として基本給に上乗せされる。だから、俺やアスベルのように金目当てで志願してきた奴もいる。また、死刑に準ずる罰として、ヴィオレッタのように何らかの罪状を背負って送られてくる奴もいるのだ。
まあ、ストーカーなんて罪状、ヴィオレッタくらいのものだが。
「おい、ヴィオレッタって黒魔道士、皇太子殿下をストーキングした上に呪いをかけまくって、半狂乱にしちまったらしいぞ」
「美人でも呪いをかけられるんじゃ、近づきたくねえな。くわばらくわばら」
俺達が配属された夜には、このような会話が砦中に広がっていた。
そうか。皇太子を半狂乱にな。そいつはエゲツナイ。
自画自賛だが、俺は女にモテるほうだ。緩めのオールバックが似合う伊達男風の顔立ちと、ガッチリした三角筋が素敵。と、よく褒められる。
だから俺も、他の男達と同じように、『ヴィオレッタには惚れられないように気をつけよう』。『匂いをかげる程度の距離をキープできる、お友達の関係を限界ラインにしよう』。配属二日目で、心にそう決めていた。
だがしかし、アスベルだけは別だった。
初日にはヴィオレッタどころか、アスベルに「いやぁん可愛い~」と寄って来る他の女性陣にさえ全く興味を示さなかった恋愛ベタが、周囲の反応と反比例するかのように、ヴィオレッタを称えはじめたのだ。
今では口を開けばヴィオレッタ。朝も昼も夜も、飯の途中も、なんなら戦ってる最中もヴィオレッタだ。
「ヴィオレッタの『快心の一撃』は世界一だ……」
その黒魔法を目にした奴はいつもドン引く『エナジー吸引魔法』を、ヴィオレッタが魔物相手にぶっぱなしている時でさえ、あいつは「美しい……」と頬を染める。
完全に病気だ。魔物の瘴気にでもやられたか?
いや、違うな。これはご本人様が言う通り、恋だ。
不治の病なんだ。
俺は大事な戦友の為に、一肌脱いでやる事にした。
★
「おいヴィオレッタ。お前、恋人はいるか?」
「いるように見えるの?」
「いや見えねえ」
俺とヴィオレッタは、真顔でやり取りした。
魔物を討伐した直後だったので、二人とも埃まみれ返り血まみれのドロドロだ。若干、息も上がっている。
周りでは数名、負傷者が担架で運ばれている。死ななきゃいいが。
「なんでそんな事聞くの?」
ヴィオレッタが魔物の血にまみれたマントを脱ぎながら聞いてきた。今日も輝かしいばかりの乳と尻とフトモモの魅惑の三点セットに、俺の曇りまくった
いくらマシュマロBodyが素晴らしかろうと、中身はド変態だ。昼夜問わず付きまとわれるのは嫌だ。呪われるのも嫌だ。
一応確認しただけだ、と俺は適当に誤魔化した。
俺しか友達がいないヴィオレッタが、彼氏を作っているとは到底思えなかったが、友人を紹介する前の、前フリというやつだ。
フリーと確定したので、話をすすめる。
「じゃあさ、アスベルなんか……どう思う? イイ奴だぜ」
「だれ」
速攻で聞き返された。
まさか眼中にないとは予想外だったー!
俺は天を仰いだ。
「スナイパーだよ! 俺とお前の同期の!」
覚えとけよ! と興奮気味にまくしたてた俺に、ヴィオレッタは「ああ、あの子」とテンション低めに応じた後、
「子供じゃないの。年下はイヤよ」
とお断りしてきた。
やっぱりそうきたか、と俺は苦笑った。
実はあいつ年上なんだよな。童顔女顔でチビだからそうは見えねえけど。
俺達より二つ上の二十一だ。と教えてやると、ヴィオレッタは紺色に金の虹彩が入った目を大きくして驚いた。
無表情が通常運転のこの女にしては、珍しい表情の変化だ。アスベルにも見せてやりたいと思った。
「言っちゃあなんだが、皇太子も童顔じゃなかったか? だったらアスベルだってお前のストライクゾーンじゃねえの?」
チビはイヤ、と返されたらもうこの話は終わりだな、と考えながら回答を待っていた俺にやってきたのは、予想の斜め上をいく震撼ものの真実だった。
「ああ、皇太子殿下は……」
ヴィオレッタは薄桃色の唇に黒いネイルが施された爪先をあてると、こう言った。
「嫌がり方が、可愛かったの」
そして言葉の最後で、ウフフ……、と呪われたような笑いを浮かべる。
――コイツ、故意犯だったのかっ!
恐怖のあまり鳥肌が立った。
アスベルくん、ホントに、この凶悪ド変態女がいいんですか!?
★
「なんで皆、ヴィオレッタを怖がるんだろう。あんな優しい人はいないのに」
アスベルはホワイトシチューをスプーンでかき混ぜながら、食堂の喧騒の中で、憂いのため息をついた。
―― なんでアスベルは、ヴィオレッタを崇拝するんだろう。あんな危ねえ女はいないのに。
俺はアスベルの言い回しを拝借して、心の中で疑問を呟いた。
「『痘痕もえくぼ』もここまできたら、お前の感性を疑っちまうわ」
『恋は盲目』ともいうか。
どこが良いんだ、あんなヤツ。と、ついぼやきながら、シチューを口に運んでしまう。
「そうかな」
アスベルは困ったように笑った。
「大体、みんな酷いよ。ヴィオレッタの『エナジー吸引魔法』をエグイエグイっていうけど、あれのお陰で質のいい回復ポーションが――」
「それは言うな!」
俺は大慌てでアスベルの口を手で塞いだ。
ヴィオレッタが作っている回復ポーションは、この砦で働く戦士たちの命綱だ。聖女や司祭の回復魔法だけじゃ間に合わない時の為に、ヴィオレッタ特製回復ポーションを、皆、ポケットにしのばせている。
しかしその材料として、皆が『エグイ魔法』呼ばわりしている『エナジー吸引魔法』で魔物たちから吸引した生命力が使われている事実は、意外と知られてない。
いや、皆がその事実を知れば、誰もポーションを使えなくなってしまうかもしれない。
なにせポーションの成分は、あのグチョドロのアンデッドや、涎をたらしているトロルや、息が臭いオーク、酸の毒を吐く大蛇のエナジーそのものなのだ。俺達はそれを毎日、栄養ドリンクみたいにゴキュゴキュ飲んで、生きのびているわけである。
まあ制作者であるヴィオレッタなんかは、エナジーを直に吸い取って、随時回復なさっているわけだが。いうなれば、回復ポーションはヴィオレッタの『のこりもの』だった。
「みんなヴィオレッタを怖がるけど、彼女は、そんな皆にもちゃんとポーションを作ってあげてるじゃないか。それが優しさじゃなかったら、なんなんだよ」
「商売だよ」
俺は間髪入れず返した。
ヴィオレッタはタダでポーションを配っている訳じゃない。ちゃんと金をとっている。しかも、そこそこ高額を。
――そういや、容器は回収してるから、殆ど元手ゼロだぞ。
あくどい商売に文句の一つも言いたくなってきたので、俺は考えるのをやめた。
「ヴィオレッタの魔力が混じった回復薬なんて。僕なら毎日飲みたいよ」
「はいはい。お前は強いし遠隔攻撃手だから、俺ら接近戦派に比べて怪我の割合は低い……」
そして俺は、はた、と気付いてしまった。
「――あ! だからお前、最近やたら前に出たがるのか!」
何か変だと思ってたんだ。しかも、わざと魔物にやられてやがったなバカヤロウ!
「俺の心配と涙を返しやがれ……!」
俺はテーブルに突っ伏して泣いた。
三日前、アスベルは猛獣型の魔物に腹を斬り裂かれて死にかけた。超絶高価な、ヴィオレッタ特製、最上級回復ポーションを二本も持っていたから助かったものの。
そうだよな! あれくらいの怪我でもしねえと、最上級ポーションなんか飲む機会ねえもんな!
どうして俺はこんなけったいな奴らと親友やってるんだろう。
心底疑問だ。
この殺伐とした北砦という戦場では、一秒後に死んでしまってもおかしくない。
もし俺が死んだら、ストーカー女ヴィオレッタと変人男アスベルのどちらか、あるいは二人ともが、俺のたった一人の家族である可愛い妹に、俺の戦死を報告しに行くのだろうか。
それは御免だ。死んでも御免だ!
妹よ、お兄ちゃんはマトモだ。友達が変なだけなんだ。
そうだ。こいつらをとっととくっつけちまって、マトモなお友達さーがそ!
俺は戦友達を集めたプチ飲み会を開催し、そこで、アスベルとヴィオレッタをくっつけるための作戦会議を開く事にした。
★
「えー、それでは。『アスベル君の恋はどうすれば成就するのかを考える』の会、ただいまより開催いたしまーす」
北砦にほど近い飲み屋の一角で開幕宣言をした俺に、パチパチとまばらな拍手が起こった。拍手をしたのは俺を含めて三名。参加人数の半分も満たしていない。
飲み会に参加してくれたのは、アスベルを入れて六人。
ドワーフの斧使い、ラジアン。
魔道士のギュンター。
ソードマスターのシリウス。
聖女のマリア。
……ていうか誰だ、ご本人様(ヴィオレッタ)を呼んだのはよ。
ヴィオレッタは乾杯もせぬまま、運ばれて来た蜂蜜酒を飲み始めている。マイペースな女だ。
「考える必要はないよ、サーガ。僕が動けばいいだけだ」
なんか、アスベルが男前な顔で男前な事を言いはじめた。
アスベルはビールをぐいと飲むと、半分ぐらいに減ったジョッキをテーブルに置いて、正面のヴィオレッタを見つめる。
「ヴィオレッタ、単刀直入に言う。ぼくの恋人になってください」
そうかアスベル。ご本人様を呼んだのはお前だったのか。じゃあ仕方ねえな。
俺は黙って成り行きを見守る事にした。
他の参加者も、それぞれ飲み物や食べ物を口にしながら、二人の恋の闘いを観戦している。
「ごめんなさい」
無表情に、ヴィオレッタが返事をした。
まあ、当然の流れだよな。
俺たち見守り隊は、「はぁ~」とため息を吐いた。
しかし、アスベルは屈しなかった。
「じゃあ僕の奥さんになって下さい!」
そこにいる全員が酒をふいた。
「むりです」
同じテンションでも、意味するところが悲惨になった答えが返ってきた。
俺は頭を抱えた。
ド直球の求愛を打ち返されたアスベルは、今度はヴィオレッタの素晴らしさを並べ立てるという若干変化球で落としにかかる。
「僕は、君の戦う姿に感銘を受けたんだ! 防御力が低くても臆さず、醜悪な魔物にも顔色一つ変えず、傷ついても冷静さを忘れず、しかも吸収した魔物の命を余さず利用して回復薬を作るという偉業までやってのける君を尊敬しているんだ!」
言っている事は間違ってはいないが、口説き文句としては大いに間違っていた。
しかも可哀想な事に、聖女のマリアが、俺としては聞き流しておいてほしかったところをガッチリ拾ってしまう。
「あれ、魔物の命だったの!?」
素っ頓狂な声を上げたマリアに続き、他の三名も青ざめた。
ドワーフのラジアンは、今朝飲んだポーションを思い出したのだろう。吐きそうになり、「うっ!」と口を押さえた。
あっちゃー。 こいつら明日からポーション使えねえな。どうすんべ。
俺は乾いた笑いを漏らした。
「褒めてくれるのは嬉しいけど、あなたと私とじゃ絶対に成立しないわ」
「どうして。 僕の見た目が子供みたいだから!?」
アスベルが腰を浮かせてヴィオレッタに詰め寄った。
すげえ。アスベルは当たって砕ける気満々だ。しかも、ヴィオレッタが少し身を引いた。圧され気味だ。あのヴィオレッタが。
いつの間にか、周りの客たちも二人に注目している。
見物料を取ってやろうか、という冗談半分の考えが俺の頭をふとよぎる。
バン! とテーブルを叩いたヴィオレッタが立ち上がった。
黒いブラトップに覆われた豊満な乳が、俺の目の前で大きく揺れる。
「そうじゃなくて! 私はしつこく追いかけまわしたり呪ったりして嫌がられるのが大好きななの!」
ヴィオレッタが叫んだ。
「なら僕を追いかけて呪ってよ! 全力で受け止めるから!」
アスベルも叫んだ。
「私は好きになった人に逃げてほしいのよ!」
「逃げたら捕まえてくれるの!?」
なんじゃこの、永遠にベクトルが合いそうにねえ珍妙な痴話げんかは!
目の前でたわわに揺れる乳なんか、もうどうでもいい。俺は眩暈をおぼえた。
「こいつはもうムリだぜアスベル」
「ていうか、ふられた時点で諦めねえと」
「そうよアスベル! どうして私じゃダメなの!?」
「相手が悪かったと思えよ、な?」
飲み会の参加者達も、聞くに堪えないといわんばかりにアスベルを宥め始めた。
なんか、事を余計にややこしくする台詞も混じっていた気もするが。
客の何人かが、そそくさと帰り始める。
やべえ、俺達、営業妨害になりはじめてる。
「すんません、マスター。酒追加で! 皆さんにも一杯ずつ!」
俺は慌ててカウンターに向かって手を上げた。
帰りかけていた客の何人かは、それでまた席に戻ってきた。
すまん、マスター。これで勘弁してくれ。と心の中で手を合わせる。
しかし、ここで予想外の展開が始まる。
葡萄酒を一気飲みしたマリアが、椅子を蹴って立ち上がったのだ。
「アスベル! 私を選んで! 私なら絶対いい恋人になれるから!」
聖女マリアちゃん、痴話げんかに参戦である。
まさかの三角関係が出来上がった。
「いやちょっとまて、マリア、ちょっとかなりややこしくなるから、ちょっと待て」
魔道士のギュンターが『ちょっと』を連発しながらマリアの白衣を引っぱった。
マリアは鳶色の大きな目に涙を浮かべると、ギュンターの手を払いのける。
「だって、だって、アスベルが可哀想!」
拳を握った聖女マリアが、涙を散らして酒場で叫ぶ。
「ねえアスベル! 『エナジー吸引魔法』を使う女が好きなら、私も覚えるから!」
「「「聖女がそれやっちゃダメだろ!」」」
即座に三人が突っ込んだ。
マリアが机にドッと伏して「わあ~!」と泣きはじめる。
多分、マリアはヴィオレッタに告白しようとしているアスベルを止めに来たのだろう。
「ごめん、マリア……」
アスベルが瞼を伏せて謝った。
マリアを除く参加者三名が、ガタガタと椅子を引いて立ち上がる。
「悪いけど、俺らもう帰るわ。明日も戦わなきゃなんねえし」
「これじゃあ、話し合いどころじゃないだろ」
「ホラお前も行くぞ、マリア」
「ひどいわ、初恋だったのに~! アスベルを変人にした黒魔道士なんか、もうぜったい治療してあげないんだからぁ!」
マリアは号泣しながら、三人の戦友に囲まれて帰って行った。
それに便乗するように、他の客たちも帰り始める。
マスターが天井を仰いで、盛大にため息をついた。
もしかしなくても俺達は、この店から出入り禁止をくらうだろう。
俺達残り三人も、お開きにするしかなさそうだ。
疲れた。メチャクチャ疲れた。食って飲んで喋ってただけなのに、仕事(魔物との死闘)よりも疲れた。
しかも、先に帰ったあいつら、一銭も置いて行ってねえし。
こんな飲み会、するべきじゃなかったかもしれないと後悔したが、後の祭りだ。
「よしわかった!」
俺は勢いよく立ちあがった。
まず、ヴィオレッタに指をさす。
「ヴィオレッタ、お前はまずその性癖を直せ! でなきゃ一生独りだぞ!」
そして、アスベルに指先を移動する。
「それからアスベル、こいつはもうムリ! ガチでムリ! この世にはもっとマトモでイイ女がいっぱいいるんだから諦めろ!」
「「絶対いやだ!!」」
だよな! そうくると思いました!!
俺は吹っ切れた思いで大きく頷いた。
そもそも、こいつらを親友認定していた時点で、縁切りなんか絶望的だったんだ。今更だけど、気付けて良かった!
「マスター、これ『勘定』! それから『お騒がせして申し訳ありませんでした』! 閉店になったらあいつら迎えに来るので『もうちょっとお願いします』!」
俺は全員が飲み食いした分の金と、次に、客を帰しちまった分の詫び賃と、最後に、いまだ絶賛大もめ中である二人の閉店までの飲み食い分を想定した額を、順番にカウンターに置いて店を出た。
おかげで財布はスッカラカンだ。
ああ俺って、ホントいい奴! 泣いていいかな。
END
ワンコ系スナイパーはストーカー系女黒魔道士を溺愛する みかみ @mikamisan
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