「好きに 夏」を含む小説

「クールで優しい男子高校生（暁久）×心が優しすぎる男子高校生（夏也）」の恋のお話です。 優しくて皆様の心にふんわり刺さるお話を書けたらと思います。 《登場人物》 攻　佐守　暁…

一夏。そう呼ばれるのが好きだった。 頭の上に置かれる手のぬくもりも 髪の間をすり抜ける指先も 全部、全部、大好きだった――――

「君、私のこと結構好きだったでしょ。」彼女はからかうように言った。 「はい。好きです。」僕は何年間も予行演習した言葉を丁寧に紡いだ。 彼女は少し驚いたようで、それは僕が今まで見た…

高校生の陽菜乃（ひなの）は幼なじみの悠真（ゆうま）に片想いをしている。 二人とも軽音楽部に入部し、陽菜乃がギター、悠真がベースのツインボーカルになることに。 文化祭に向けての練習…

　雅子の愛称『メガトン』は、『メガネ豚』の略だ。メガネを掛けていない子供の頃は『白豚』と呼ばれていた。子豚さんのように可愛かったのだろう。 「ママさんのように美人で頭の良い子に生…

これは、少女が季節を作る物語＿＿＿＿

「初めて会ったときからずっと好きでした！僕と・・・付き合ってください！」 　 「ごめんなさい。私、碓氷くんのことよく知らなくて・・・」 碓氷優雅（うすいゆうが）はクラスのマド…

平凡な一般家庭に生まれ十六年余りの月日を過ごしてきた、ごくごく普通の男子高校生、紫吹肇（しぶき　はじめ）。肇はアイドルオタクである、しかし、アイドルなら誰でもというわけではない。…

【カクヨム甲子園テーマ別参加作～恐怖はSNSからはじまった～】 青柳陽、16歳。 俺の家の隣に住む白瀬悠月は１つ年上の『お姉さん』だ。だから俺は小さい頃からずっと『姉ちゃん』って…

　花火大会と星空が好きな少女――華村百花は「学園のアイドル」として特別視されることを嫌い、それ故に自身を特別に扱わない剣耀流に好意を寄せていた。そして彼との距離を縮めようと、夏祭…

高二の夏休み。好きな人と二人で行った、初めての遊園地。最後に乗るのは、もちろんアレでしょ！ って、ウソ。そっち！？ ……から始まる、四人の男女の恋模様。 あなたの夏は、誰に近い？

長年、幼馴染の彼に片想いをしている。 そんな高校最後の夏。 勇気を振り絞り、精一杯した告白。 そして私は－－失恋した。 女戦士的立ち位置の私にはヒーローと結ばれるはずはなかっ…

私が好きな、私の思う｢夏｣を詰め込みました。

好きな子と一緒に祭りへ行けることになった僕は少し緊張していたが、それを遥かに上回るほど楽しみだった。 なろう掲載の小説の移植版です。

　少年は水泳が大好きだった。 　誰かと競って泳ぐよりも、ただひんやりとした水の中にいるのが好きだった。 　だが、そんな少年は少女の一言で変わっていく。 「私、夏の大三角よりもア…

高校三年生の篠崎美春は、毎晩変わらずやってくる静寂に満ちた夜が好きだった。 　肌に触れる空気の温度や辺りに漂う透明な匂い。そんな夜を構成する全てを愛していた美春は、あらゆる…

中学野球界に激震を走らせた少年、山吹拓哉は高校では野球をしなかった。 そんな彼を好きだと言うのは、幼馴染みで中学時代から野球部のマネージャーをしている角川琴葉だ。 夢を諦めた拓…

　七星カケルには秘織ミサという好きな子がいたが、ずっと告白できないでいた。 　七夕のある日、意を決して告白するが―― 　その後の結果はカケルの予想外のものだった。 　

夏が好きだった君との日常と夏が嫌いな僕の話です。暗い執着。エモみ重点、救いのないエンドです。

香鳴祐人さまの自主企画「同題異話SR -July- 『夏思いが咲く』」に参加させて頂きました。 今回は、非常に個人的な思い(まさしく私の夏思い)を、妄想の中に落とし込む形で書か…