高校二年生の夏休み。好きな人と二人ではじめての遊園地へ。はたして二人の恋の行方は――?二人の恋から描かれる四人の恋模様。ひとつの終わりはひとつのはじまり。恋の甘さと苦さと青春がぎゅうっと詰まった物語。読後感がとてもいいです。
高校二年の夏休み、彼は好きな女の子と二人で遊園地へ。誰がどう見てもデート。彼女への好意は、周りから見ればバレバレなのに、なぜか本人には伝わっていなくて。果たして今日のデートで、彼は気持ちを伝えられるでしょうか?……と、これが一組のカップルの恋愛模様。だけど少し視点を変えてみると、この二人以外にも、恋の矢印はあるわけで。前半の甘酸っぱい恋物語と、後半の舞台の裏側を覗いたような、もう一つの物語。それぞれ別のドキドキがあって、一粒で二度美味しい、甘さとしょっぱさの詰まったお話です。
好きな女の子と、二人で行った遊園地。まだ彼女じゃないけれど、これはそうなる事を期待せずにはいられません。夏の日の、二人の恋模様、果たしてこの想いは実るのか?と言うのが、この話の大事な部分その一となっていますその一と言う事は、当然大事な部分その二もあります。二人の恋模様が四人に変わる時、新しい恋の予感がしてくるかも?
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