「#眠れない」を含む小説

誰もいなくなった部屋。 机の上に置かれていたノート。 ■三月十七日 　今朝もダメだった。 　目を覚ますと、いつも通りの自分の部屋。 　やっぱり枕の下にイラストを挟んだぐらいで…

紺碧と金の夜の中で、シェヘラザードが語っていたのは、たった一人に捧げる寝物語。 彼女の元に現れた死神が、シェヘラザードに提案したのは、眠れぬ夜を終わらせること。

大都会の路地裏で。睡眠不足に悩む男が立ち寄った、怪しげな寝具店。 そこに待っていたのは、大きな羊と執事だった。

【カクヨム3周年記念選手権　7日目】　7連作中です。目覚めのダブルミーニング。これもカタルシスの解放？ｗ 　最近、ケアスリープという新商品がよく眠れると話題だ。 　『お疲れニッ…

眠れない夜と、添い寝屋さん。

夜眠れない彼女との真夜中の会話。ずっとつき合うわけにもいかず、通話を終えて眠った俺の前に青緑の光が現れる。光がいうには俺が眠るのを助ける天使らしい。感謝の言葉を伝えて、眠れない彼…

　春野千春は鎮守のフクロウ、トリの力を借りてアイドルになった。彼女は今最大のピンチを迎えている。期末テストが近付いていたのだ。以前使ったアイテムの効力が消えてしまい、千春は同じも…

不眠に悩む僕は不眠を治療してくれるというとある研究会に足を運ぶ。 仕事に追われる恐怖が原因で眠れない僕に、「恐怖には恐怖」が必要だという・

『俺の鼓動が残り百八十回を切ったら、自動的に魔法式が発動する。きっと、それが俺の最後の魔法だ。お前への贈り物になろう』 予告されていたように、魔法式が目の前で組み上がり、一つ一…

大切な人を思い、紡ぐコトノハ

　零糸《あやし》町で暮らす、生まれつき物怪が見える薫は、大学生ながら人と物怪の仲立ちをするのが日課であり、趣味だ。居候である風変わりな西洋人、スワローと共に、彼女は今日も誰かの悩…

人とロボットの心について考え、眠れなくなる日。

とりあえず知らないものから読んで纏めていくので有名どころと無名なものが結構混ざってます。 ほんとに要約しまくってるので本家をぜひ読んでください。 特別収容プロトコルとか全部切って…

江戸時代初期に千葉県東総地方に実在した湖「椿の海」に伝わる伝説を元にした、ちょっぴり怖いお話です。

酷く寝苦しい夜に、男は眠れないでいた。 拾い上げられた過去に、男は何を思うか。

夢の中でショートケーキになった主人公、そこにいろいろな客がやって来るが……。 作:角田光代 この作品は、 NHK [おやすみ王子]で出たものです。 とても気に入っているので紹介…

ここは紅鷹国。 皇帝：光蘭帝飛翔の前に、突如現れた饅頭屋の娘、少明琳。 「――誰だ…私の目の前に小汚い小羊を連れ込んだ愚か者は。斬る」 　不機嫌を声にしたらこうなります、とい…

眠れない女子大生と、貘の物語。

【中長編】【完結済み】 もしもこの世界に、この地球、この日本の平凡な地方都市の、いたって普通な青年のところへ異世界の勇者が召喚されてきたら。 　果たして、この世界は救われるの…