「～について考える」を含む小説

希死念慮者が夜に思いついた文章を並べています

短編です。我が最後の日はこんな香りの中に有りたいと… 終の里で暮らすシンディーは、幸せな終わりを考える。出来るだけ周りに迷惑をかけず、必要以上に人を悲しませず、あの世に向かえるよ…

ー世界の王に使われて働くくらいならどんなに小さくても自分の王国を築くべし ー同時にカナリーイエローとカナリアイエローの区別はちゃんとつけるべき 今回の空色杯はカナリーイエローの…

　この物語は、歴史上繰り返し起きたことであり、現在も起きていることであり、未来の予言でもある。 　対立する両陣営の片方は、異質なものを排除し、同質のもの同士で団結することで社会が…

「死ぬのが怖い」 眠れない夜、考えてもどうしようもないことをつい考えてしまいました。 これは、自分を落ち着かせるために、出来事と心を記録するために書いた、長いながい夜の話。

不慮の事故で水の無い孤島に流された僕。 掴んでも逃げていく水を巡る物語。 ※『誰かが物語っぽいタイトルを考えて、誰かがそのあらすじを考えるトピ』（https://estar.j…

たとえば、あなたが結婚して妻子がいて、そこに１千万円がポンと手元にあったらどうしますか？高級車を買う？飲み歩く？キャバで散在？いろいろ夢は膨らみ股間も膨らみますが、ちょっと冷静に…

人の裸を描写するという趣味があった。 昔から、人の裸が好きだった。

日下部真一は、離婚を気に、少し遊ぶようになってきた。パチンコであったり、風俗遊びなどであった。普通なら、「胡散臭い」という感覚になりそうなのだが、そんなことはなかった。大学時代に…

赤ずきんの世界にいた悪い狼は、物語の通りに死んだ。はずだった。目が覚めると人間の女に転生し、神の作り出した奇妙な世界へと放り出されてしまう。二人一組で生きなければならない運命と、…

ユーロン大陸中央部パルス王国の首都に存在するエルパルス王立魔法学園。そこに入学した生徒は魔法使いとしての適性が図られ、AからDの四つのクラスに分けられる。魔法が一つしか使えない特…

　ある日、お店で買った中古ゲームをプレイしようとした川原孝一（かわはら　こういち）は、本物の異世界に魔王としてログインしてしまう。 　彼は生き残るために配下の魔物たちの反乱を抑…

〝魔莢〟を巡って起きた平民革命は、民衆連合の勝利に終わろうとしていた。リーダーである男は、〝不死〟とも言われる体質を盾に、最前線で赤旗を掲げ続けた。革命の終結が近づき、男は考える…

吸血鬼のアデルクは自分に強い執着をみせる使い魔フェニックスを始末した、はずだったのだが……。 企画で書いた短編です。小説を書くにあたって利用したサイト様↓ 診断メーカー、htt…

　みんなに訊きたい。　なにか分かったかな。 わたしはいまだになんにも分からない。 分かった気がますます、しなくなる一方である。 この歳である わたしもそれなりの知識見聞は得ている…

後輩とお試しの恋人関係になったことで、少しずつ自分のトラウマと向き合って未来を考える青年の話。 BLです。

　―ある日を境に人類は『想像上の力』を手に入れた。 　正確に言えば、『意図していないのに持たされた』のほうが正しいだろう。 　その力は人類が生み出してきた数々の概念や物語、事実と…

　そこそこの大手に就職したはいいものの、体育会系のノリが合わずに脱サラした飛田孤次郎。 実家暮らしなので問題なく生活できてはいるが、親が死んだ後のことを考えると不安でたまらない。…

「世界崩壊危機から十年」 　そんな話が朝礼であった。十年前、世界は未曾有の蝗害に襲われ、世界中の国々が食糧危機に見舞われた。 　そんな危機を救ったのが、ＧＭフード（ジェネティカリ…