「証 短編」を含む小説

高校生の聖は10年前に家を出たきりあったことの無い兄の死をきっかけに、兄の考えを探し始めた。とある川で見つけた狐に導かれて、時間と距離を超える兄弟愛の物語。

【翅を舞わせた夜は寂れても、太陽に殺されない蒐集品はまだ私を魅了している】 『過去の私』 2023.3.31 近況ノート 蒐集品、美しくも閲覧注意にて https://k…

5歳となった子供は才能の儀で各々に相応しいスキルを与えられる。だが、ガンは無才を与えられた… 次の日、村は盗賊団に襲われる。村人たちは殆どが殺され、生き残った者は連れ去られて奴隷…

※閲覧注意 ※この『本の虫』は「写本『響』」から出来るだけ「害」となる要素を取り除きつつ、かつ、当時の事件の詳細も知れるように著述された「実験的書籍」となります。 　しかし「…

グロンクヴィスト王国第３王女のジャクリーンは、隣国バルフェンバーグ王国との同盟成立の証の為に、人質兼お飾りの第２王妃として嫁ぎ静かに暮らしていたのだが 夫のスコット・バルフェン…

俺には小さな頃からの幼なじみがいた。 どんな事も話せる間柄だった。 自主企画用に書いてみました。短い短編です。 お立ち寄り頂けたら幸いです。

「他人を不快にさせないためには、どうすればいいのかな？」 「簡単なことでしょ。――会う必要って、あるの？」――『シェアハウス～見えない地雷原～』より 　他、短編／これがウィン×…

診断メーカー『書くものに悩む貴方へ』のアンケート結果、『日々の枷を響かせて』をお題として書いた短編です。 人類の荒廃した世界。世界は発達した新式アンドロイドが台頭し、そして今、…

　大学合格した春、運転免許証をいつの間にか持っていた春香の運転で水族館へと向かう咲良。空気が悪くなりつつも、いつものように仲直りして水族館へ向かおうとするが……。 　2人が知ら…

ジュダは王国に仕える勇敢な騎士であった。王によって特別な任務を与えられるまでは……すなわち、魔王を倒せ、と。

　ある日、あなたの家に眼鏡を掛けたひとりの女の子がやってきました。女の子は自分は水族館のアイドルドルフィン・ウイちゃんであると名乗り、あなたが水族館で失くしていた学生証を、人間の…

さらっと読んで、情景が浮かんだのを書きたいままに書いています。ので、歌の真意とは違います。が、この文字数で美しく描写して、加えて情景を浮かべられる文章が書けるとは、やはりすごいな…

チャンピオン、全てのボクサーにとってその称号は名誉あるものだ。 今はこの王者の手にあるが、決して永遠ではない。 負ければ途端に、称号もベルトという証も全て失ってしまう。 王者は、…

生前罪を犯した死者が死神として生まれ変わり、生者の魂を狩って、魂を償う世界"死神の世界"に住まうヒュウガは、今日も大鎌の特訓を友人とやろうと外に出た時、"血の湖"で血まみれで倒…

古代のとある大国で、兵士として生きる男がいた。 長らく平和な暮らしを続けていたが、それは突然、破られてしまう。 故郷を脅かす者たちに、仲間たちとともに戦場へと向かう男たち。 …

ユキナはメグムに超能力の詳細を聞く。 それはとても理解し難い情報境界面の具象に関する話だった。 KAC2022　アニバーサリー・チャンピオンシップ2022参加作品 テーマ11…

寒い冬が終わり。鳥たちの鳴き声も聞こえだして、もうすぐ桜が咲きそうなポカポカ日和のある日の事。私は駅のホームで電車を待っていた。その時にちょっと耳を澄ませてみると――。 「明日…

これが恋人の証なのだろうか。 公式自主企画用の短編です。

「絆（きずな）」は美しい、断つことのできない人と人との結び目。 「絆（ほだし）」は恐ろしい、消すことのできない縛りの証。 俺はお前に生きてほしいから、身勝手な「絆」をお前に遺…

女勇者が魔王を倒し、半年の月日が経った。平和を享受する勇者だったが、危機は意外なところからやってきた。勇者の証である聖なる鎧が、太りすぎで身に付けられなくなってしまったのだ。ダイ…