「終わりの始まり」を含む小説

かの日に天から堕ちた火は人に栄華と誉れを与えた。 しかし人は野の獣と空の鳥、海の魚から草木に至るまで、己の欲で穢れさせ、それらを異形のモノへと変えた。 地は荒れすさみ争いが常とな…

平凡な中学生活を送りながらも幼馴染で彼氏の月景樹と普通の中学校生活を楽しんでいた勿草茜。 ある日、授業でウトウトと寝てしまった。 それが終わりの始まりであるとも知らずに。

2025年、夏。 幻影――ゼノと呼ばれる異形の飛行物体に地球が侵略される数日前。 この世界を守るため、わたしたちが幻の翼を得て舞い上がる数日前。 わたし、熱海愛衣は彼女を誘った…

これは、とある村に古くから伝わる伝承である・・・・。 この伝承にはタブーが存在する。 ①それを見てはいけない。 ②✕✕✕✕✕＿✕＠＊￥＋・・・・ ③この伝承を村から外へ伝えては…

最凶を目指して書く短編小説

一つの出会いがなにかを変える、ちょっとした出会いのお話。 MACKさんのオリジナルイラストから、イメージが膨らんできたのでこっそり書かせていただきました。

　とある旧校舎の古びた教室で、私は彼女と出会った。 　彼女は不可解で、奇妙で、怪奇だったけれど、美しくて、優雅で、綺麗だった。 　それが始まり。私と、彼女と、彼女たちの、終わりの…

賢さの定義って……知性と学歴の高さ？　守りたくなる可愛らしさ？ わたしにそんなものないんだ。優先順位は妹と従姉ぷらすアルファ。 ２０２３年１月２３日１６時５６分。日没した大阪と…

ある世界に全てを、滅ぼそうとした龍が居た。龍はあらゆるものを退ける力があった。 だがそんな龍も最後には縛られ、抉られ、長き眠りにつかされた。 だが龍はある物を残して眠りについ…

※KAC2023応募作品 とある町で連続失踪事件が起こっている。 行方不明者の中には主人公の青年刑事の幼馴染や学校の先輩後輩も。 青年は連日手がかりを探していたが……

時空理論。私が発見した理論は、悪魔の理論とバッシングされ、すべての研究成果を廃棄させられた。１９０年後に私が仕掛けた実験結果を残されたものに託して私は死んでいった。

ある日、家の近所の神社に訪れた主人公。目も当てられないほどボロボロで古ぼけた社の中には、真新しい鏡が祀られていたそうだ。主人公はそのアンバランスさに惹かれ鏡へと近寄ってしまった。…

僕の書く物語に共通する、世界観を端的に表した詩集にする予定です。

異世界転生をして、魔王を倒した。 そんな英雄譚を繰り広げた後、この物語は、そうして大賢者となっていたリテラが死んでいるところから始まります。 常識にとらわれず、常識に振り回され…

◆あらすじ◇ 王女と共に駆け落ちした勇者。国王から差し向けられた追っ手から逃れるために向かう先は魔王城。そこで待ち受ける魔王は果たして血も涙もない存在か、或いは――。 未来をかけ…

クロノヒョウ様の企画に参加させて頂きました🙇🙇　　　 よろしくお願い致します👮👮

「そうさね。あれは五十と余年も昔のこと。毒を喰ろうた娘がいたのさ。それが世界の終わりの始まりだったんだよ――」 　女が語って聞かせるは、おろかな娘の物語。そして世界を襲う痛烈な…

海で溺れる犬と、ずっと海を彷徨っていた板との出会い。

2170年、6月。 突如、数十機の自律飛行式小型装甲兵器を操る特型ヒューマノイド「マエストロ」が早朝の新宿に出現。 南口バスターミナル跡地に完成目前だった都庁第6庁舎への一斉砲撃…

声なき声が少女に語る。 『彼女』と主の物語を。 ――此れは終わりを迎えた静かな朝に語られる、始まりのおはなし。