「幻想 夏」を含む小説

田舎の小さな村にひまわりの花を持った少女が現れ、毎日小学校の門前に立っていた。彼女の存在について村の子供たちの間で噂が広がり、同級生や教師たちもその謎を探ろうとしたが、誰も彼女を…

高校2年生の凛は、とあるきっかけで不登校になっていた。 ふと小学校に行くと、そこにはかつての親友の涼夏がいた。 5年ぶりに逢った2人はこの夏を共に過ごしていく。 涼夏の幻想がなす…

第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト　俳句の部　二十句連作部門　テーマ：叙事句

じゃっ夏なんで梶井基次郎の檸檬の中に出てくるような街の中で楽しみましょう

コンテスト応募用フォーマットのため、冒頭三話で完結。 また、下記に「長編化した際のプロット」と「キャラクター設定」を記載します。 参考：長編版として過去に書いた作品↓　※主人公…

第１回カクヨム短歌・俳句コンテスト〈短歌二十首連作部門〉応募用。タイトルの読みは「ろくしょうつうしん」。旅人の目に映る緑と青の事物・情景を切り取って31音×20首で表現してみまし…

アロイス雑貨店で働く男装の少女チルと、貴族の少年イーアは、夏の間だけ会うことが出来る身分を超えた友達。 今年も再会できる事を楽しみにしていたのに、チルやイーアの周りでは今回も色…

　第五回偽物川小説大賞、参加作。 　テーマ『ニセモノ』。 　２００４年の大学留年の迫ってきた夏、寂れた喫茶店で、ヨーコの吐く幻想に耳を傾けていた。 　抜け出せなかった青春モラト…

－あらすじ 明治１１年夏。 山菱哲佐は博打で負けて金に困っていた。その帰り道、土御門という学友にばったり会い蕎麦を奢らせていると話は妙な方向に転んでいく。 「ではお化けが出るか確…

※2016年・クトゥルフ神話アンソロジー『幻視秘録 ー葬ー』寄稿作品。 「ボクが夢や希望や思ったことを現実にできる〝力〟の持主なのは……勿論、あなたも知ってますよねぇ？」 　派…

【梗概的あらすじ】 明治１６年夏。 山菱哲佐は今日も博打に負けて知人に集って酒を飲んでいた。その知り合いが言うには友人の質屋を営む伊左衛門という男が女髑髏祟られているらしい。 あ…

　手伝いにゆく貴船の旅館には、秘密がある。 　ある夏の日にだけ、1日の予約席ができる。 　それは、大切な想いの宿る一席だった。

蝶の標本を宝物にしている少年、晴葵（はるき）はある日、日本人形のように美しい少女、紗（すず）に出会った。 六歳という年齢にそぐわず、神秘的で落ち着いた雰囲気のある紗に、晴葵は心を…

夏を感じたいと思い立った「私」は苫小牧に一人海を見に行く 真夏の北海道、海で見たモノ 北海道が舞台の幻想小説

岩手県花巻市・宮沢賢治童話村で毎年夏に行われているイベント「ケンタウル祭」に寄せた短編集です。 北上・水沢の二人組が時間を超えて遭遇する、幻想の夜の物語。

孤独で塵芥のような僕と、秘密を抱えた美しい君。 夏の田園で二人は出会い、それぞれに惑う。 ＊＊＊ 夏休みを過ごす田舎で、見知らぬ芳しい少年に理不尽な文句をつけられ、読書の木陰を追…

昔、海蛍だった妖の、誰も知らない願いの話。

寄宿学校に通うユアンは、夏季休暇中、ひとりで寮に残っている。 夏の陽射しが降り注ぐ庭で、見知らぬ女性に出会った。 「誰ですか」 「そうだねえ。東洋の魔女っていうのは、どうかな？…

――今日もまた、神秘と幻想が死んでゆく。 日常の風景に霞むファンタジー。そんな幻想を描きつつ、どこまでも現実を知らしめる夏にぴったりな風情の純文学の短編です。

Twitter上の企画「文披31題」に参加して書いた140字の作品を載せております。 ジャンルは多岐に渡りました。 無事に完走しました！　ありがとうございます！