「写真 旅」を含む小説

７月のある日、住む家も決まっていないのに、引っ越し荷物を町宛てに送り、アメリカ、カリフォルニア州からサウスダコタ州まで約２３００マイル（約３６００km）をちび３人を連れて車で移動…

９月の連休、「空いている？」と一夜先輩が押し付けてきた出雲行きのキップ。夜行列車に乗せられた『僕』は、彼女と地主神・長月様に振り回される羽目に…… 夢月七海さんの自主企画、「…

13人の作家が参加した「GoTo旅アンソロジー」参加作。 「旅アンソロジー」のタイトル通り、北は北海道から南は九州・沖縄まで、各作家のイチ推し作品のBLカップルが各地を旅する物語…

　シルスが自宅の離れで見つけた一枚の写真と魔女が書いた一冊の本から物語は始まる。 　写真の人物に一目惚れし、この人に会いたいと思うシルス。しかし、その人物（おばあちゃん）はすでに…

【ゆる～く書いてく。素人ホラー作家と霊感がある友人の会話】 　街あるきを趣味とする紫桃（しとう）は、東京のあちこちへ出かけては散策し、写真を撮ることを休日の楽しみとしている。 …

　黒いローブで身を隠す少女は、老人に頼む。眼球代わりの、触覚を揺らしながら。 「自分ノ触覚デ見サセテヨ、コノ世界ノ価値。写真ヤ言葉ダケデナク、コノ触覚デ」 「お嬢さんはこの世界の…

　大学2年に進級したミサト。フォトサークルの新歓コンパで写真甲子園で優勝を争ったアキラと再会します。ツバサ杯のためにアキラへの指導を渋々引き受けたミサトでしたが、進歩の見られない…

あの夏の日が来るたびに僕たちは一つ歳を重ねる。三人が一枚のスナップ写真におさまるなんて不思議な気分だ。家族でいろいろな場所へ旅した。葵がマンハッタンでレコーディングするというので…

旅の過程にこそ価値がある――かつてスティーブ・ジョブズもこう言ったとか言ってないとか。 せっかく旅行したんだから、思い出せるようにしたいですよね。写真を撮るだけでは残せない味を…

普通の女子学生の相生憂（うい）は、ある日"転生教"の信者に殺された。 次に目を覚ました時、異世界人として生まれ変わっていた憂は、サキュバスの母、天使の父というかなり特殊な堕天使…

追記 　この総集編にエピソードを追加した完全版を投稿しました。 　あるエピソードとの差し替え、エピソードの並び順、そしてエピローグに違いがあるので、完全版以前のものも一応残して起…

「それさえも、私からしたらどうでもよかった」 自分が陰口を言わている事さえ、気にかけてくれている家族にさえ興味が無く無関心な少女が、偶然が必然かトラックに轢かれる。 ただ周り…

海産物の養殖に突然目覚めたあなた。 最後に送られてきた写真を、私は忘れられずにいる。 KAC2021 ～カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2021～、3回目お題『直…

　心が傷付き、どうしようもなく辛くて彷徨うように外国を、出来るだけ遠い国を旅し、辿り着いた先の村で巡り合った一冊の小さな写真集。そこに秘められた謎を追う旅が始まる…… 　香鳴裕…

ハセガワ・ヤマダは地球出身の（便宜上）25歳。 星を巡って、最高の一枚を追い求める。

――そうだ、「奥の細道」を鉄道を使って巡礼しよう―― そんな軽いノリで思い立った、「奥の細道」を巡礼する旅。 旅の道中の様子を余すところなく紹介します。 写真や動画でお楽しみにな…

　近代改修型フランカーSu-35SM。「私」はそのPV写真空撮の帰路、雷雲に飲み込まれて空の世界「ザ・スカイ」に転移する。 　その世界に地表はなく、縦横に無限の大気が広がっていた…

とある廃墟内のカプセルで目覚めた"謎の男性"、『ルーカス・ハイド』は名前以外の記憶がほとんど曖昧だったことに気付く。 彼は目の前に広がる地上の楽園を前に、過去の記憶を取り戻そう…

旅行先で見かける顔ハメ看板。浮かれ気分で撮ることってありますよね。もしも顔が抜けなくなってしまったら・・・そんなお話です。

　七十八歳の時に最愛の夫を亡くしたシオリは、スタジオを閉じカメラさえ置いて引退してしまいます。夫の死後のシオリはひたすら夫婦生活の後悔をします。自分の不妊症で子どもが出来なかった…