「人類 月」を含む小説

　戦乱が続く砂漠地帯。妨害電磁波圏内では、最先端技術の粋を集めた無人機もロボット兵もガラクタと化し、「砂漠の虎」と恐れられる機動歩兵たちが闊歩する。そこは、生物としての五感が生死…

現世は乱世、夜は月に侵された。人の時代は終わりを迎え、時代の寵児たるは妖魔なり。 かつて繁栄を極めた人類は、妖魔の目の届かぬ異界に身を潜めることで辛うじて生存圏を保っていた。 そ…

　2097年9月24日。ついに人類は冥界、つまりあの世を観測することに成功した。 　本作はその当時の社会混乱、事件、収束の様子を伝えるものである。

　こちら内容は、二〇二四年十一月一日に大学で行われた哲学科ゼミにて私が発表したレジュメをカクヨムに投稿するにあたって少しだけ加筆したものとなっている。当レジュメはラッセルの論理学…

【あらすじ】 　平凡、とも言い難い男子高校生の押山司陰は、ある日親が突然引っ越して家に一人残されてしまう。彼は驚きつつも明日も学校へ行かないといけないことを考えて一人で暮らす準…

西暦2XXX年、地球は別宇宙から現れた侵略者【クモ星人】によって滅亡寸前の危機に陥っていた。それは正に終末世界の様相を見せつつあった。人類の希望は、異宇宙から現れた新しい神【あの…

完結保障あり。週3回程度、奇数日に更新を行います。 ジャンルは現代を舞台としたSFですが、魔法も登場する現代ファンタジー要素もあり 　20XX年12月22日に勃発した地球と宇…

人類が宇宙開発に乗り出した時代。宇宙での事故や事件が勃発していた。それを憂慮した政府は宇宙における自衛隊として、「トリプルエス」を発足させる。それから数十年後。ひとりの男が宇宙へ…

　地球から三十八万km。月。地球上の人類は知る由もないがそこでは数百万のうさぎたちが暮らす文明が発達していた。裏側では上位階級のごくわずかなうさぎが不当に甘い蜜を吸う荒廃した王政…

Q.宇宙の果てからやってきた侵略者たちに器物損壊罪は適用されるのか？ A.恐怖の大王は「壊せとは言っていない」と言っています。 スピンオフです。陽気な宇宙人が地球を巡る。 …

【ショートショート】「イライラする挨拶がわり」というお題で書かれたSFショートショート。 宇宙の彼方からエイリアンが挨拶がわりの贈り物を送って来た。 それはまさに人類にとってとて…

突如発生した魔獣により、人類生存圏の大部分が失われた異世界。 神により与えられた『紋章』の力で、人類は何とか魔獣の侵攻を食い止めていた。 そんな異世界に青年『榊 八雲』は記…

2023年4月28日KADOKAWAより書籍化刊行。 書き下ろし一話を加えて全面改稿。同じ一日が繰り返されるようになった混沌の世界を生きる人々を描いた連作短編集。 書籍版http…

　『白夜月《びゃくやづき》』と『明星《あけぼし》』。そう呼ばれる二人の男が居ました。彼らはこちらの世界で俗に言う、『男の娘』と『女装男子』でありました。 　昼に出る月を意味指す白…

2000年4月1日。 突如、人界に神の災いが起きた。それは、復活した悪魔神・サタンによって引き起こされ、地上に人類の敵を呼び出した。後にそいつらは『ヴァイス』と呼ばれ、人を襲い、…

ヴリトラ。 古代インド聖典に登場する悪龍の名を与えられし怪物。 深宇宙から地球へと飛来したヴリトラは地霊を吸い上げ、やがては天体を覆うガス生命体へと成長する。 この未曾有の脅威に…

禍津日神の儀式から二週間後、つかの間の平穏を壊す連続爆破事件が起こった。何かの儀式を想定した爆破は十年前に反社・集魂会が行っていた儀式に似ている。十年前に召喚されたのは人類最強・…

ゆっくり更新していきます。9月1日 ★あらすじ　 　現代にダンジョンが出現して数十年── 　ダンジョン探索者を育成する神委学校に通う高等部一年の「天城ナキト」。中等部三年の…

　想像を創造する症状を引き起こす【アナムネーシス・ウイルス】が発生してから三十年。感染者はナノマシンワクチン【アメイジング・グレイス】によって、ウイルスの制御に成功し、超能力【想…

これは、生きづらい人間が、車に撥ねられて転生する話。 　「───ああ。そうか。私のやりたいことは」 　きっと、世界をおもちゃにして遊びたいんだ。 転生後も余計なことを考えて…