「三行」を含む小説

　僕の彼女はナゾナゾやクイズが大好き。いつも「問題」と称して、色々なイタズラを僕に仕掛けてくる。 　彼女に一泡吹かせてやろうと考えた僕は、ホワイトデーの日に、あるサプライズを決行…

凄腕の某国諜報員00007は、悪の秘密組織「オクトパス」に捕らえられてしまった。 「オクトパス」のボスであるドクター・イエスは、組織の開発した「何でも溶かす液体」で00007を処…

短編です。 小説家になろう様、アルファポリス様、ノベルバ様、エブリスタ様にて掲載中。 エブリスタ様にて『三行から参加できる 超・妄想コンテスト 第96回「とける」」に参加中。

僕の彼女はクイズやナゾナゾを作るのが大好き。 今日も、家に帰ったらおかしなメモ書きが残されて……。 ※バレンタインにかこつけてイチャイチャするカップルの話です。 ※恐くはあり…

【エブリスタ「妄想コン」優秀作品入賞】 　母子家庭で育った女子中学生・美楽（ミラ）には、ある悩みがあった。 　若々しい見た目を持つ母・絵莉のことだ。 　絵莉は惚れっぽく、新しい…

　二十歳の高齢猫・ハクが遂に危篤状態に。 　別れに際して「僕」が抱くハクへの思いとは――？ ※本作品はフィクションですが、一部事実をもとにしています。 ※初出 エブリス…

　中堅小説家・伊太川肇は真っ白な原稿の前で頭を抱えていた。 　「書けない」 　果たして、肇が小説を書けなくなった原因とは？ 　肇は無事に、作品を書き上げることが出来るのか――…

平然と三行ぐらい書いてます

　会社帰りにしこたまお酒を飲んだ私は、酔って道に迷ったのか、気が付けば見知らぬ商店街に一人立っていた。 　そこには『あなたの人生を一冊の本にします』と張り紙された不思議な店があ…

「お空に昇っていく煙が見えるだろう？　あれは、おじいちゃんのご遺体が焼けて出た煙だ。おじいちゃんはああやって、天へと帰っていくのさ」 　祖父が亡くなり荼毘に付された時、祖母は泣…

　モテモテだった少女時代も今は遠く。自分磨きをサボりまくったあたし達姉妹は、揃って見事な「売れ残り」に成り果てていた。 　今日も二人、行きつけの場末のバーで安いカクテルに酔いなが…

　目が覚めて最初に目に入るのは、自分の部屋の見慣れた天井。 　いつも通りに制服に着替えて、いつも通りに顔を洗って、いつも通りにご飯を食べて。それから学校へ出発！ 　こんな平和な毎…

幼馴染の青人はとにかく「青いもの」が大好きだ。そのこだわりは少々常軌を逸していて、自分の部屋のものを青一色に染めてしまうくらい。 年々エスカレートする彼の「青好き」はついに――。…

公募ガイド2018年10月に掲載された作品。

青い信号機が河原の側の道で逆方向を向いていた。 台風が方向を変えたのだ。 中学三年生の終わりから、高校一年生の一年間ちょっと付き合って別れた彼女。 それでも「僕」は、彼女のこと…

　今回は、二〇〇五年から〇七年までの恋にまつわる三行詩を集めました。 　三行詩を書いていこうと決めて、今年でおよそ十年になります。詩を選びながら、これからも書いていこうと意を新た…

　ふとしたきっかけで天界へと導かれた俺は神様とやらに出会う。 　しかし、本物の神様とは人間が考えているようなものでもなくて――。 　これは、俺が実際に知り得た神様の素顔。 …

　目を覚ますと、そこは見知らぬ場所だった。 　目の前には少女が一人。宝石のような紅い瞳と真っ白な肌と髪が特徴的で――。 　これは私と彼女が出会い、別れるまでの物語。 　―　…

ここに書かれた三行の詩は自動短文生成Bot_IZUMIが綴ったものです。 心のない機械が綴った無機質な詩は時間が経つと誰の記憶にも残らずに消えていきます。 可哀想なので人間でも理…

　三行詩をはじめた二〇〇二年の作品を集めました。 　読み返してみると、あまりに若く、ついつい手を加えた作品もあります。でも、それはその時の偽らざる自身の姿。恥ずかしくも、愛おしく…