「クトゥルー神話（？）」を含む小説

※2016年・クトゥルフ神話アンソロジー『幻視秘録 ー葬ー』寄稿作品。 「ボクが夢や希望や思ったことを現実にできる〝力〟の持主なのは……勿論、あなたも知ってますよねぇ？」 　派…

転生して運命の恋人と再会したとき、その人には別の男がいた？ 青蘭の勘違いを正すため、奮闘する龍郎。二人が恋人に戻れるのはいつの日か？ そう。ジャンルはホラー。だけど、メインスト…

高校生の芹沢梨花は、祖父の葬式のために朱（あか）の里へとやってきた。表向きは単なる神式の葬式だが、それは異教の儀式だった。 儀式が滞りなく進めばその因習も今回が最後となるはずだっ…

警視庁怪奇捜査研究所、通称“奇捜研”。 人間と人ならぬもの“異常存在”の捜査官。 これは一人と一つのバディが向き合った事件の記録である。 ※コメント欄から、同じ“奇捜研捜査員か…

２０世紀末に発生した地球規模の大災害"大海嘯"で各国の沿岸都市がことごとく水没し、人類が敵性存在〈特定神話生物〉の脅威に晒された２１世紀の世界。ニューボストンの違法サルベージ業者…

　第一次世界大戦直後の神日本帝国。 　伝承学者を目指す青年 宮森 遼一（みやもり りょういち）は、大学を辞した後、秘密結社 九頭竜会（くずりゅうかい）に入会する。 　九頭竜会所…

和風クトゥルフ神話です。 オムニバス形式で、エピソードタイトルごと違う物語です。

　ラヴクラフト全集は創元推理文庫版です。 　夏休みの宿題。読書感想文です。小学校の頃、盲導犬になれなかったジョリーとかいう本で校内コンクールの賞をもらったことしかありません。 　…

この世界とは少し違うユーラシア大陸のある都市で、リストラ宣告された探偵が事件を追うと、邪悪な影が……。 　 　邪神や眷属、アイテムの名称を、神話群の作家の諸先達より拝借しています…

ホラーと幻想をテーマにした掌編をだらだらと流しております。 ややクトゥルー神話ネタ多めかも知れません。

またしても『橋姫探偵事務所』シリーズの裏話的なやつです。 ほとんど彼女達との絡みありませんが。 ※この物語はフィクションです。実在の人物・団体・地名・宗教・神性及びその他のあらゆ…

専業主婦の相沢瑞希は夫の真守の不倫を疑っていた。そんあある日、瑞希は夢の中で猫のトトにいざなわれて大きな屋敷の前へと赴く。その屋敷の現先で、真守が女と抱き合っているのだった。そこ…

魔女見習いのユモは、ある日、うっかりと秘密の小箱を開けてしまう。 中にあったのは『輝かないトラペゾヘドロン』。 魔女見習いの少女と、有無を言わさず巻き込まれた剣道初段にして銃剣道…

人間大のタルに２つのハサミと３つ眼と百合みたいなのを束ねた口が生えたデミヒューマンのイースさん。 そんなイースさんとの何気無い日常と冒険の記録です。 「｜ピピピピ《ヨロシク》…

うだつが上がらないサラリーマン竹中徹は、その日、一軒の居酒屋に入った。そこには恐怖と憎悪と悲哀が待ち受けていた。

青心社・クトゥルー神話アンソロジー 『クトゥルー・異世界へ』 投稿・不採用作品

新興宗教で発生した集団変死事件。遺書として教祖の半生と教団の変遷を綴った教団幹部の手記が、事件の手掛かりとなる教団の神とその神の真実を顕わにする。

とある地域では土葬をした後、四十九日の日に掘り返して棺の紐に異変があったら縷々伊江で火葬を執り行うという風習があった。

会社員の大谷雅彦は、街角で出会ったOLの沢口唯を「石原真央」と呼んでしまう。しかし、雅彦にとって唯が初見であれば、「石原真央」という女がどこの誰かさえ思い出せないのだ。やがて、雅…

アル・アジフ、またの名を「ネクロノミコン」 その禁断の書物を産み出したアブドゥル･アルハザードが失踪して200年。飢餓、疫病、戦乱が渦巻くヨーロッパで翻訳と写本が行われた頃、東…