「また来年」を含む小説

拝啓　 コーラは飲めるうちに飲めるだけ飲んでおくんだったよ、全く、来年の夏の花火位は見ておきたいな、まぁあまり悲しまないでくれ、ほぼ半分の人生はあまり悪くない。 どうせ3日後には…

　あらすじ詳細は下記記載です。中華風世界で、想定チベットの空想鉄道旅行記です。鉄道マニアネタ多く入れました。 　各ページ冒頭には、注意事項を記載しております。毎ページあってうっ…

ひまわりと"あなた"の一年

　サイバー・ジャンクシティにもシンフォニック・エラーが木霊する。シンフォニック・エラー。誰もが耳を抑え、口を閉ざし、震え上がる言葉だった。 　 　街角のこじんまりとした料理屋で、…

戦国時代より代々守ってきた『異空の祠』 地下洞窟にあるその祠は、定期的に封印術をかけないと恐ろしいことが起る。 それを守るのが我ら鳴神一族だった。 市長「こんな訳の分からないも…

　妹は昔、肺炎をこじらせて死んだ。 　兄である私は、彼女からの願いを引き受け続けている。 　それは彼女の笑顔とは裏腹に、酷な願いだった。 　昔の作品です。短編集にあったものを一…

【コミカライズ連載中】 アメリアには、婚約者がいた。 彼は、侯爵家の次男で、貴重な「土魔法」の遣い手だった。 婚約者とは良好な関係を築けていたと思っていたのに、一歳年上の彼が王立…

夏だけの詩を集めました。 毎年ほんの少しづつ 夏色のガラスを　拾い　飾るように 夏の詩　増えてったらいいなあ 良かったら覗いてみてください そして季節更新ものなので フォロー…

第2回短歌・俳句コンテスト、短歌の部、一首部門です。 今年も参加できてうれしいです。 来年はどうなるんだろう。 やっぱり、来年も参加して、去年より成長したなと思えるようになりた…

東の果てにひとつ、いくつもの国々が隣あうように存在する小さな島国があった。 そこでは日々、隣国や遠国とも戦が繰り広げられ、命の取りあいがされていた。常に苛烈で常に残酷で常にひと…

第2回短歌・俳句コンテスト、俳句の部、一句部門参加作品です。 今年も参加できてうれしいです。 去年より今年、今年より来年。 小さくとも確実に成長していきたいです。

気軽に読める、500字未満の掌編をまとめています。 1.気が付かなかったかと言われても → ブロマンス 2.可愛い友達 → 百合 3.心中立てもできないくせに → 成人済男女 4…

さいかわ水無月賞に出す為に書いてみた。これっぽっちも怖くないホラー。場所：https://kakuyomu.jp/user_events/16818093078387055933…

遊び半分、趣味半分で写真部をやっている大城ときわは、写真をコンクールに展示する予定を控えたカメラを首に提げて、今年も祭りに誘ってくれた幼なじみの大宮 陽葵《ひまり》と、こより祭り…

2000年12月24日のクリスマスイブ、20歳の少女が無残にその若い命を絶たれた。皮肉なことに少女の命日となったこの日は彼女がずっと楽しみにしていた日だった。来年の成人式で着るた…

短歌二十首連作 小学生以来、初めて短歌を書きました。 拙いですが、今の自分の記録として。 来年くらいに振り返って、前向きな気持ちで読めれば良いなと思います。

色街の華と噂される用心棒の青年は珍しい瞳の色をしていた。 右眼が碧で左眼が緑のオッドアイ。 そして花街の花さえ放っておかない美貌の持ち主。 ついた渾名が「オッドアイのラス」 彼は…

13歳の侯爵令嬢、ヴィクトリアは体が弱く、空気の綺麗な領地で静かに暮らしていた…というのは表向きの顔。実は彼女、領地の自由な生活がすっかり気に入り、両親を騙してずっと体の弱いふり…

「せんせ、あのね」 高校の卒業式が終わったあと。こんな言葉から続けて彼女は住所を教えてほしいと頼んできた。今年送った年賀状は駄目になったとか。 また来年の年賀状のためだろう。そん…

僕たちは夏のある日だけに会える。今年もまた会って、次会うのはまた来年。そんな僕たちの切なそうで楽しい物語。